大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

支援療法 発熱・喉 

2014-11-16 | からだ
発 熱
 主に考えられる原因 風邪、インフルエンザ、食べすぎ、過労
   熱がある時にすぐ解熱薬に頼るのは考えもので、原因を見極め、中和させることで熱のバランスをとっていく
   方法のほうがからだに優しく根本的な治療です。
   例えば、風邪やインフルエンザは細菌やウイルスによる感染が主な原因ですが、熱が出るのは、身体が熱で
   それらの菌をやっつけようをする自己防衛反応です。
    つまり発熱は健康のバランスが崩れていることを教えてくれるSOSであり、正常な身体に戻そうとする
   自然治癒力の一部と言えましょう。
   「発熱、陰陽チェック」
     同じ発熱でもインフルエンザのように急に高熱が出るのが陽性熱。熱はそんなに高くないけどなんとなく
    元気がない、疲れやいという場合は陰性熱です。

梅しょう番茶
    梅しょう番茶は陰性の症状全般に素晴らしい即効性があります。毎日の保健飲料としてもおすすめです。
   材料 :梅干し 中1個、醤油小さじ1~1,5、おろし生姜少々、番茶150~200cc
   作り方:梅干しを湯のみ茶碗に入れ箸でよくつぶし、おろし生姜と醤油を加え、グラグラ煮立っている番茶を
        注ぎます。熱いうちに飲みます。
大根
☆解熱・発汗 風邪の高熱、耳鳴り、腰痛、肩こり(右)、じんましん、アトピーのかゆみ、
        鼻炎、動物性たんぱく質やニコチンの解毒
○第一大根湯 毒素を吸着し、余分なものを分解する大根、坑炎作用のある生姜
          血行を促す醤油が相乗効果を発揮します。
 急に高熱が出たときは、一回400ccを、それ以外の症状や解毒には一日一回200cc。
 材料の割合(一回分) (高熱の場合の分量、それ以外は半量)
      大根おろし・・・大さじ山盛り3。 生姜おろし・・大根おろしの1割
      醤油・・・大さじ1。 熱い番茶・・・約400cc。
 つくり方と飲み方。 大根と生姜をおろして器に合わせ、醤油を加えてから沸騰している
      番茶を注いで、熱々を一気に飲みほし、熱が高い場合は頭まで布団をかぶって
      汗と出します。汗が出ない場合は、もう一度飲み、繰り返します。


のどの痛み
   
☆止血、咳止め。細胞に弾力をもたせて締める作用を発揮。胃腸の調子も整えます。
れんこん
 《せき、たん、のどの痛み、気管支炎、ぜんそくに》
◎れんこん湯 れんこんにはたくさんの穴が開いていて、それが節のところでぎゅうっと詰まっています。
        その穴を締める作用が、人間の身体の穴、気管支や喉、鼻の炎症に効くというふしぎな作用を及ぼします。
  材料(一回分)
      れんこんおろし汁  大さじ3(特に節の部分がよい)。 生姜汁 2~3滴。  自然塩 少々。 
      水 れんこんおろし汁の2~3倍。
  つくり方と飲み方。 鍋に分量の水を入れ火にかけ、皮付きれんこんのすりおろし汁と塩、生姜汁を加えて
      サッと煮立てます。沸騰する直前に火からおろし、温服します。 1日2~3回。

 《高熱をともなう 激しい呼吸器系の症状に》
◎生れんこん汁
  材料:れんこんおろし汁 大さじ3 (特に節の部分)。生姜汁 小さじ1.自然塩 微量。

  つくり方と飲み方。  皮付きれんこんと生姜はそれぞれすりおろし、絞ります。 これを湯のみに合わせてから
       箸の先にチョンとつくぐらいの塩を加えて飲みます。1日2~3回。



大森一慧著「からだの自然治癒力をひきだす食事と手あて」より


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