
東京行きの目的はもう一つあった。
諭が生まれて 間も無く別れ別れとなっていた東京の父が春に逝き、そのことで
諭の異母兄弟(妹と二人の弟)との縁が繋がり この夏は甥のアキラとの交流が実現した。
そして、父のつれあいの順子さんが11月に旅立たれ、そのお参りをさせてもらうためだ。
一度は父に引き取られ、順子さんにオムツを取り替えてもらってもいる諭だ。
その後 静さんが「諭が成人するまで結婚いたしません」と約束をして自分が育てることを
認めてもらったという。60年前、女手一つで子どもを育てることは大変なことだった。
諸々を承知で夫の前の奥さんの子を引き取って育てようとしてくれた順子さん。
そんな順子さんに 私もお礼が言いたくなったのだ。
真新しい祭壇に飾られた順子さんの遺影は頬杖をついてこちらを見ていた。
おちゃめで、快活で、しっかりと自分の意思を持っている女性、、そんな順子さんを感じた。
「どうしてこの写真を選んだのですか?」おもわず弟の郁夫さんにたずねた。
「いちばん母らしい写真です」 ああそうなのか・・・一枚の写真の中にも、そのひとらしさが溢れ出る。
郁夫さんは単身赴任先の名古屋から急遽私たちの上京に合わせて帰ってきてくれたのだった。
いつもはハワイか沖縄にいるはずの下の弟マサオさんが「ちょうど新宿にいたんだ」と合流。びっくり。
アキラの妹ミカコちゃん弟ススムくん、ほっかいどーの風変わりなおじさんおばさんをなんなく受け入れてくれた。
夜はアキラのお母さん万衣さんの手料理で一家団欒の仲間入り。初めて会った人達なのに昔からこうしていたみたい。
気の会う友達がひとり増えただけでも周りの景色が輝いて見えたりするが、突然兄弟とその家族が増えたのだから、
なんだかシャキッとウキッっとニヤニヤしてしまう。 世間的にいう「アニヨメ」ってポジションは生まれて初めてだし。。。。
「アニヨメ」が何かも分からないのに「アニヨメ」として生きようとする自分がどこかに見え隠れして可笑しい。
60年間もわがままでマイペースな「一人っ子」として生きてきた諭でさえ、どこか「おにいちゃん」に変身した感有りだ。
これから先は「おにいちゃん」と「アニヨメ」の妄想を ボケボケめいっぱい楽しむことになるのかな・・・・・



諭が生まれて 間も無く別れ別れとなっていた東京の父が春に逝き、そのことで
諭の異母兄弟(妹と二人の弟)との縁が繋がり この夏は甥のアキラとの交流が実現した。
そして、父のつれあいの順子さんが11月に旅立たれ、そのお参りをさせてもらうためだ。
一度は父に引き取られ、順子さんにオムツを取り替えてもらってもいる諭だ。
その後 静さんが「諭が成人するまで結婚いたしません」と約束をして自分が育てることを
認めてもらったという。60年前、女手一つで子どもを育てることは大変なことだった。
諸々を承知で夫の前の奥さんの子を引き取って育てようとしてくれた順子さん。
そんな順子さんに 私もお礼が言いたくなったのだ。
真新しい祭壇に飾られた順子さんの遺影は頬杖をついてこちらを見ていた。
おちゃめで、快活で、しっかりと自分の意思を持っている女性、、そんな順子さんを感じた。
「どうしてこの写真を選んだのですか?」おもわず弟の郁夫さんにたずねた。
「いちばん母らしい写真です」 ああそうなのか・・・一枚の写真の中にも、そのひとらしさが溢れ出る。
郁夫さんは単身赴任先の名古屋から急遽私たちの上京に合わせて帰ってきてくれたのだった。
いつもはハワイか沖縄にいるはずの下の弟マサオさんが「ちょうど新宿にいたんだ」と合流。びっくり。
アキラの妹ミカコちゃん弟ススムくん、ほっかいどーの風変わりなおじさんおばさんをなんなく受け入れてくれた。
夜はアキラのお母さん万衣さんの手料理で一家団欒の仲間入り。初めて会った人達なのに昔からこうしていたみたい。
気の会う友達がひとり増えただけでも周りの景色が輝いて見えたりするが、突然兄弟とその家族が増えたのだから、
なんだかシャキッとウキッっとニヤニヤしてしまう。 世間的にいう「アニヨメ」ってポジションは生まれて初めてだし。。。。
「アニヨメ」が何かも分からないのに「アニヨメ」として生きようとする自分がどこかに見え隠れして可笑しい。
60年間もわがままでマイペースな「一人っ子」として生きてきた諭でさえ、どこか「おにいちゃん」に変身した感有りだ。
これから先は「おにいちゃん」と「アニヨメ」の妄想を ボケボケめいっぱい楽しむことになるのかな・・・・・



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