５月４日イコモスの「適当」判定が出て２日目。「明治日本の産業革命遺産」は各地で注目を集めています。ＴＶでも良く取り上げられ、世界の論議を呼び、その歴史や意義について深められています。遺跡所在地では地元の市民ボランティアが活躍していることが分かりました。軍艦島や万田坑では以前そこで働いていたという方々が、地底の仕事のやり方や苦労した事、地上に上がっての楽しみなど具体的に話されています。鹿児島では大学生が専攻の学習として追求し、休日ガイドに挑戦されいるそうです。（下：２０１５年５月６日西日本新聞・湯之前八州「『歴女』大学生盛り上げ 旧集成館でガイド 鹿児島」より）大牟田・宮原坑では小学生ボランティアも誕生、地元の歴史や文化を学び、手作りパネルを作成、解説ボランティアに活躍してます。また、施設の清掃や整備にも沢山の方々が体を動かし、汗を流しています。「え―そんな関係があったの！知らなかった！行ってみたいね！」点在する世界遺産候補がそれぞれに関心を呼び、相乗効果も生まれ、一体感も増しています。「世界遺産」を学び、支え、皆が活気づいて、新しい交流が生まれています。
