明日は終戦の日。各地で戦没者追悼や慰霊の祈りがささげられます。戦後70年の今日、海外で戦争により亡くなり、まだ帰国できてない遺骨が113万柱あるそうです。
先日の新聞にはその遺骨数ごと地図で紹介されていました。
(下:2015年8月4日朝日新聞久永隆一・中村靖三郎{戻らぬ遺骨なお113万柱 海外戦没者収容強化法案は難航」より)
地図を見ると海外戦没者がとり残されている場所が本当に広いことがわかります。
どうしてこのように重要で、何より大事な法案がこれまで放置されていたのでしょうか?70年の時間は海外戦没者にとって長く孤独で悲しい時間だったはずです。「安保法案」を強行して、「収容強化法案」が引っ込まされるというのは先の戦争の反省が足りないせいではないでしょうか?