大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

大牟田の戦後70年~語り継ぐ 戦争の記憶

2015年08月25日 12時38分03秒 | 日記
大牟田の戦後70年~語り継ぐ 戦争の記億
地元大牟田の有明新報では8月4日から「戦後70年 語り継ぐ 戦争の記録」が連載されています。
第1回目は昭和20年8月7日の大牟田藤田町に爆弾と共に墜落してきた米軍機を題材にした紙芝居活動等をされている――松井小百合さんが話されています。
松井さんの活動は「実際の戦争体験を基に紙芝居を作り、命と平和の尊さを訴える」活動ですが、その「<命の紙芝居>を作り始められたのは7年前。元特攻隊員の父の認知症がきっかけだった。それまで詳しく戦時中の話をしたことはなかったのに、発症後、佐賀県内の目達原(めたばる)飛行場で見送った戦友たちのことを何度も話すようになった。~~」と活動の契機がお父さんを思う気持ちから始まっていることが分かります。そして、その後の取り組みが紹介されています。
「3年前から、地元の中学生と一緒に紙芝居をやるようになった」そうです。「一緒に紙芝居をした生徒が今年、高校の演劇部で大牟田の空襲をテーマにした舞台を上演した。平和への祈りが未来に繋がっていることを感じる。」と書かれています。
「これから先のことを考えると、子どもたちに、しっかりしてもらわないと。見るだけでなく、参加することで、何かしらの思いが残ってくれるはず。」「願うことは一つ。『戦争のない時代に生まれた。このまま戦争のない時代に死にたい』」と話されています。
(下:2015年8月6日有明新報・河野美緒「 平和を未来へつなぐために 戦後70年 語り継ぐ 戦争の記憶①「紙芝居で命の尊さ訴える」より」
「紙芝居」活動にはいろんな可能性が秘められています。