「京都市で開かれているダイオキシン類に関する国際会議で(8月)29日、食中毒事件《カネミ油症》の認定患者、下田順子さん(58)=長崎県諫早市=がスピーチし」、「半世紀過ぎても被害は続いている」、「治療法が確立されない中、患者たちが皮膚や内蔵の疾患などの症状に苦しみ続けている状況」を「集まった研究者に訴え」られたそうです。日本で油症が発生した後、「台湾でも起きた」そうで、「スピーチ後の記者会見では『有害な化学物質が蔓延する世の中。海外の人に、油症がどのように起きたのかを患者が伝えることが必要』と話」されています。
(下:2019年8月30日朝日新聞-奥村智司「カネミ油症患者が被害訴え ダイオキシン類の国際会議」より)
(下:2019年8月30日朝日新聞-奥村智司「カネミ油症患者が被害訴え ダイオキシン類の国際会議」より)