大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

九州-山口の「廃校リノベーション」

2020年04月03日 05時22分25秒 | 日記
 「少子化で廃校となる学校が増えるなか、新たな息吹が吹き込まれ、地域のシンボルとしてどっこい生き続けている」〈廃校リノベーション〉の例が紹介されています。
 山口市の「1959年造の木造校舎旧亀山小」は「2008年私設図書館【阿東文庫】として生まれ変わり、蔵書は今や約10万冊」、「漫画雑誌や小説、専門書、ジャンルは多種多様。中には福沢諭吉の初版本や1910年発行のダーウィンの『種の起源』もある」そうです。
 「旧猪位金(いいかね)小(田川市)は【いいかねPaletto(パレット)】の多種機能交流施設に。最大の特徴はレコーディングスタジオだ」となってるそうです。「旧飯野小高野分校(宮崎県えびの市)では、温泉水を使って高級魚トラフグを養殖」しているとのことです。「旧雪浦小久良木開拓分校(長崎県西海市)はLPレコード15万枚を所蔵する博物館」「旧財部北中(鹿児島県曽於市)では職員室を改装した【たか森カフェ】が営業中で月替わりのランチを楽しむことができる。旧宮地東小(熊本県八代市)は企業の研修や合宿所として人気」だそうです。その他にもいろいろあるようですが一つ一つに取り組みのきっかけやご苦労があるようです。こうした「廃校の利活用を通じた交流も盛ん」で「一昨年から毎年」、〈九州廃校サミット)も開催されている」そうです。「廃校の利活用を専門に調査する財団法人〈まちむら交流きこう〉の畠山さんは『学校は地域のシンボルそのもの。廃校で地域を元気にできれば』と話」されています。各地で成果が上がると良いですね。
(下:2020年3月23日朝日新聞〈なるほどハッケン九州-山口〉欄藤牧幸一「廃校にぎやか自在に活用」より)