大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

全国初、埼玉県で【ケアラー条例】成立

2020年04月28日 05時22分54秒 | 日記
 「 全国で初めての【ケアラー支援条例】が埼玉県で成立し」、注目されています。
 ケアラーって? 初めて聞きました。ケアラー支援とは?「さまざまな世代や立場で家族などを介護する人(ケアラー)を社会で支援する」とのことです。あ~なるほど!大切なことですね。
「埼玉県の条例では」、「全てのケアラーが個人として尊重され、健康で文化的な生活を営むことができるように、ケアラーを社会全体で支えることや、県が推進計画を作ることなどを定めている」そうです。「なかでも18歳未満の〈ヤングケアラー〉に対しては、適切な教育の機会を確保し、自立が図られるよう支援しなければならない」そうです。一般社団法人日本ケアラー連盟共同代表理事の堀越栄子さんは「ケアラーが疲労やストレスをためないようにすることで、介護を受ける人とケアラーが共倒れになることの防止につながる」と話され、評価されています。「石山麗子-国際医療福祉大大学院教授(家庭支援)は『介護保険や障害福祉サービスなどがあっても、まだ社会的に《介護は家族がするもの》という意識が根強く、家族は最も身近な介護の担い手と見られがちです。埼玉県の条例で介護者を幅広く定義し、個人として尊重することは大きな一歩。介護者への支援や配慮につなげ、見過ごされがちなヤングケアラーを、介護、教育など地域の機関が連携して支える仕組み作りなどが求められます』と話」されています。「北海道栗山町も条例制定を目指」してあるそうです。広がると良いですね。
(下:2020年4月16日朝日新聞〈介護とわたしたち〉欄-畑山敦子「ケアする側 社会で支援 【ケアラー条例】埼玉県で全国初 教育や生活『普通』が失われぬよう」より)