「東芝は、道路橋に振動を検知するセンサーを設置し、内部の劣化を効率的に調べる技術を開発した」そうです。「コンクリートの内部に損傷があると振動が変化する性質を利用し、損傷した部分を特定する手法」とのことです。
「この技術に関心を示したのが、福岡都市高速などを管理する福岡北九州高速道路公社(福岡市)で、21年8月と22年1月に実証」され、「計測後、高速道の内部のひび割れを内視鏡カメラで確認したところ、センサーの解析で示された損傷部分と一致した」とのことです。〜内視鏡カメラ検査もあるんですね。
「現在は道路管理者が橋の周囲から目視で点検」されてるそうですが、「業務の負担が大きく、人手不足も慢性化している」そうです。
「東芝によると、この技術は、道路橋だけでなく、鉄道橋や発電所などの検査にも応用できる見込みだ」とのことです。
〜東芝については株主総会等の問題ばかりがいろいろ問題になってますが、新技術力開発もあったんですね。それにしても地震などの後、トンネルや発電所(特に原発)など必ず点検・検査するようなってるのでしょう?
(下:2022年7月12日 西日本新聞-石田剛「“橋の下"の力持ち!? 内部の劣化センサーで検知 東芝開発 福岡都市高で24年度導入ヘ」より)