大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

介護の大牟田方式をならう~大阪府泉南市の取り組み

2014年07月03日 11時13分51秒 | 日記

「認知症の人を地域で見守る取り組み」の一つとして「安心し手徘徊できる町」を目指す大牟田市は、認知症対策の先進地として有名です。「介護の大牟田方式」とも言われています。

この大牟田の取り組みにならって、大阪・泉南市では「認知症コーディネーター」を養成し、「出歩く人を地域で見守る模擬訓練」を行っています。模擬訓練には「大人だけでなく多くの子供たちも参加」しているそうです。

泉南市立樽井小学校の例ではーーーーまず、訓練前に認知症の勉強をして、寸劇もまじえて「何か困っていることありますか?」と声掛けの訓練をします。「ゆっくり話しかけよう」「後ろから声をかけるとびっくり~~」など注意点も学ぶそうです。

泉南市の認知症コーディネーター・福田さんは、身の回りの関心を地域の繋がりにしてゆく苦労や工夫を話されています。「地域で見守ることができるようになるには少なくとも10年はかかる」とも。又、認知症のお年寄りが線路内に入り、列車事故で死亡した事件で、妻に賠償金の支払い命令を出した「名古屋高裁」判決は関係者に衝撃を与え、暗い影を落としていることも感じました。(2014年7月1日朝日新聞・成川彩<大介護時代4>「だれが見守る? 迷っても気づける町に」より 一部を掲載)

 



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