月夜に咲く《夜香花》は「戦場の花」

　「小竹町の【兵士・庶民の戦争資料館】で夜だけ咲く《夜香花》の開花が始まった」そうです。「《夜香花》は西インド諸島原産」の花で、「敗走する旧日本軍兵士が、息絶えた戦友のなきがらをせめて夜香花の香りに包もうとその根元に横たえた」との悲惨なお話もある花だそうです。
「ビルマ（現ミヤンマー)ヘ遺骨収集に行った元兵士が現地から持ち帰り、初代館長の故武富登巳男さんが１９７７年に苗木を譲り受け」、「戦争の悲惨さを思い起こし、弔う『戦場の花』として大切に育てられ」、「挿し芽が繰り返され、今では約４０鉢に増え」ているそうです。
　写真を見てると、先日友達が写メールしてくれた「今年も夜来香が咲いたよ。すごく良い香り」と同じ花じやん！と気づききました。李香蘭(山口淑子）の歌のメーロディーも浮かんできました。こうした外地でなくなった軍兵士の慰霊のいわれもあると知って、メールしようと思いました。〜念の為ネットで調べると〜ナント!夜来香と夜香花とは別モノだそうです!友達にもメールしていっときの話題になりました。コロナ以前だったら〜一緒に見学に行くところなんですが〜
＊見学希望者は同館（０９４９６・２・８５６５）に事前に連絡が必要です。水、木曜日は休館。
（下:２０２０年９月４日朝日新聞遠山武「月夜に咲く『戦場の花』　小竹戦争資料館」より）

日中韓児童絵画展、ネット美術館で開催

　第８回日中韓児童友好絵画展が２９日始まったそうです。今年は新型コロナウィルス感染拡大もあって、「上海と福岡、釜山を同時中継するオンライン開幕式」となっています。「同展は福岡市のNPO法人『社会教育団体べルポの会』と中国、韓国の国際交流団体の主催で毎年開催」されています。「今年のテーマは〈みんなで応援、みんなで頑張ろう〉」とのことで、「約１万点の応募があり、入賞作品３０２点が選ばれた」そうです。「例年は３カ国で巡回展示するが、新型コロナウィルス禍で中止を余儀なくされ、上海市人民対外友好協会等が開発したインターネット美術館での開催となった」とのことです。「バーチャル形式で１０月末まで鑑賞できる」そうです。
「金賞を受賞した福岡県大野城市立大野南小の大坪蒼明（そうめい）さん（４年生）は『世界中がコロナで暗くなっていますが、絵を見て明るくなってもらいたいです。日本の力強い祭りを見に来てください』と話」されています。〜インターネット美術館ですと自宅から鑑賞できますね。
（下:２０２０年８月３０日西日本新聞-北京・坂本信博「オンライン日中韓絵画展児童出典３都市つなぎ開幕式」より）」

荒尾水鳥・湿地センターで、青いタコクラゲ展示

　「熊本県荒尾市のラムサール条約登録湿地、荒尾干潟の水鳥・湿地センターでタコクラゲの展示が始まった」そうです。〜えー！タコクラゲ?写真で見るとプラスチック製遊具みたいです!
「今年は７月の豪雨の影響で激減。中村安弘センター長(４１)が盆明けに北部九州の海を探して採取」されたものだそうです。「大半が茶色っぽいが、中には青色の個体もいることから新型コロナウィルス感染症治療の最前線で働く医療従事者への感謝の思いを込めた」とのことです。「青に関する展示を今後も企画し、エールを送り続けたい」と中村さんが話されています。〜非常感謝!〈タコクラゲ〉本当に可愛いですね!どんなふうに泳ぐんでしょう?「ユーチューブでも映像が公開」されているそうです。見て見て!
(下２０２０年９月３日西日本新聞〈超短波〉欄より）

指宿海岸に〈浦島太郎とカメ〉の壁画

　「竜宮伝説が残る鹿児島県指宿市の海岸に、浦島太郎とカメを描いた大きな壁画がお目見えした」そうです。〜壁画の写真をじーっと見てると、おっつ!子どもの顔が見えてきましたが〜あ～亀の目が分かりました。亀の甲羅には手が〜なるほど浦島太郎なんですね!
指宿は砂湯で有名な観光地ですが〜
「壁画は幅16メートル、高さ３、５メートル。コロナ禍で沈んだ雰囲気が続く中、地域おこし協力隊の男性2人が『町や訪れた人を少しでも明るくしたい』と企画」されたそうです。〜見学者も壁画に見入って写真に写ってあります。壁画の大きさがわかります。
　「実は、壁画のもとは護岸についた汚れ。高圧洗浄機で洗って濃淡をつけ、アートに生まれ変わった」モノだそうです。〜ナント!そ～なの!見にゆきた〜い、連れてって!本当にアートの力はすごい!
（下:２０２０年８月14日朝日新聞〈青鉛筆〉欄より）

「障害者アート ビジネスに」

　「障害者の描いたアート作品のデータを一括管理し、企業の商品や広告に活用してもらおうー。そんなユニークなサービスに福岡市のベンチャー企業が乗り出した」そうです。「既に約４千点の絵画作品など管理しており、企業が記念品のデザインなどに採用する例も出ている」とのことです。「今後は全国の障害福祉施設と連携し、利用者の収入アップや生きがいづくりにつなげたい考えだ」そうです。
　これまで「大阪府の不動産管理会社が、マンション入居者に贈るタオルやスリッパなどのデザインで活用され」ていて写真でも紹介されています。今後の「作品利用」の例として、「店舗の内外装やトラックの荷台、建設現場の仮囲いなどでの活用を提案」されています。〜アートが街に溢れるような雰囲気で良いですね!
（下:２０２０年９月１日　西日本新聞-石田剛「障害者アート　ビジネスに　商品に活用、自立を支援　福岡の企業　作品管理、有償提供」より）