「採り損なって伸びたタケノコを塩漬けにし、〈純国産〉のメンマを作る。そんな取り組みが全国に広がっている」そうです。「農家の高齢化に伴って放置竹林が増え、周囲の木を枯らし、土砂災害につながる恐れもある。こうした竹林の整備をメンマ作りで『食べて応援』する試み」と注目されています。「提唱者は福岡県糸島市の日高栄治さん(75)。大手化学会社を早期退職後、2010年に【糸島コミュニティ事業研究会】を立ち上げ、竹林整備と地域活性化の両立を目指し」取り組まれています。メンマは「皮をむいて節を除き、長さ5センチの短冊状に切って湯がく。その後は、発酵や乾燥など様々な工程を試した結果、塩で漬け、味付け前に塩抜きする《標準処方》に行き着いた」とのことです。「17年に京都で開いた[純国産メンマプロジェクト]の初会合で、全国の仲間に製法を披露」。「昨年に著書『美味しく食べて竹林整備 純国産メンマ作りのすすめ』を出版。今、プロジェクトは東北から九州まで35都道府県に広がっている」そうです。新聞には千葉県市原市や静岡市、京都、乙訓(おとくに)地域、静岡県裾野市などの取り組みも紹介されています。
〜放置竹林が、「地元の宝」として再発見され、「地域活性化の力」となっています。
(下:2021年7月20日 朝日新聞〈列島をあるく 地域のチカラ、地元のタカラ〉欄-阿久沢悦子「竹林整備 国産メンマ作り プロジェクト35都道府県に タケノコ産地も参入」より)
〜放置竹林が、「地元の宝」として再発見され、「地域活性化の力」となっています。
(下:2021年7月20日 朝日新聞〈列島をあるく 地域のチカラ、地元のタカラ〉欄-阿久沢悦子「竹林整備 国産メンマ作り プロジェクト35都道府県に タケノコ産地も参入」より)