大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

 「縄文時代のタトゥーを『実践』」

2022年11月15日 05時22分30秒 | 日記

 壺か何かでしょうか?渦のような、火炎のような、引きずり込まれるような、力強い大胆なデザインだな〜。写真をぱっと見て感じました。なんと人体に彫られタトゥー(入れ墨)だそうです。
 「『縄文時代にタトゥー(入れ墨)はあったのか?』という疑問を出発点に、縄文土器などに刻まれた文様からデザインを抽出して人の肌へ彫ってみる」というプロジェクト作品だそうです。「民族タトゥーを研究するタトゥーアーティストの大島托さんと、世界のカウンターカルチャーを取材する写真家のケロッピー前田さんが企画」された写真展で、「北九州市小倉北区のギャラリーソープ」で展示されているそうです。
 「縄文人の入れ墨の有無については、土偶の文様がタトゥーを意味すると考古学者が指摘したり、【魏志倭人伝】に日本人が入れ墨をしていたという記述があったりするが、学術的には未決着」〜この記述には異論続出でしょう。まずこの時代、日本、日本人というのはいません。「日本」が生まれるのはもっと後の時代ですから。
 ところで、「企画の被写体となった参加者は歴史の再現ではなく、それぞれが今を生きていくための動機に基づいて〈縄文〉を刻んだ。」とのことです。「その実践が、民族やアイデンティティーの根源は何かという新たな問いを呼び起こす」とあります。〜なるほどです。被写体となられた方々、その動機とは?お一人お一人にお尋ねしたいです。
 *『JOMON TRIBE(縄文族)』写真展

日時:11月12〜26日 場所:ギャラリーソープ(北九州市小倉北区)=093(551)5523
(下:2022年11月5日 西日本新聞〈OnGallery〉欄-川口史帆「縄文時代のタトゥーを『実践』12日から、北九州市で写真展」より)


今日は世界糖尿病デー

2022年11月14日 05時22分27秒 | 日記

 「11月14日は世界糖尿病デー」です。各病院で掲示されていたり、公報でもアピールされています。『11月1日号広報おおむた』でも「あなたの血糖値は大丈夫? 糖尿病を予防して健康な生活を!」とあります。
〜もう糖尿病になってる人は?
「糖尿病専門医からのメッセージ」として「済生会大牟田病院内分泌・糖尿病センター長岩屋智加予先生」が「糖尿病の治療の目的は血糖値を良好に保つことで、合併症の発症や進行を阻止し、健康な人と変わらない生活を送ることです。糖尿病になったらまずは、本人はもちろん、家族も一緒に皆で糖尿病に対する正しい知識を持つことが、糖尿病を克服する第一歩となります」と、話されています。
〜なるほど、家族も一緒に学び、生活改善ですね。
(下:『2022年11月1日号広報おおむた』19ページより)


認知症の地域ケアづくり

2022年11月13日 05時25分45秒 | 日記

 「明日、19回目の訓練は行われる」と、大牟田から全国に広がった地域ケアづくりの取り組みが、12日の西日本新聞の《春秋》欄で紹介されました。
 「認知症の人が一人で外出しても地域全体で見守る模擬訓練」のことです。新聞ではこの訓練を生み出す源となられた医師が紹介されています。
 「認知機能の低下を早期に発見する〈長谷川式簡易的知能検査評価スケール〉を開発。〈痴呆〉から〈認知症〉への名匠変更の立役者、その人らしさを大切にする〈パーソン・センタード・ケア〉の推進者」であった「長谷川和夫医師」です。長谷川医師は「晩年、自らも認知症であることを公表し、当事者の思いを発信」されたそうです。大牟田市へも「講演会などで何度も足を運び、認知症の人を包むまちづくりの推進役『認知症コーディネータ』養成講座で修了証書を一人一人に手渡」されたそうで、「『一心』という書も残ってる」そうです。「交流も深かった」こうした活動の中心的推進者「大谷るみ子さん(64)が『一つのことに集中し、みんなの心を一つにする。認知症ケアはぬくもりのある絆に尽きると教わった』と振り返り」話されています。
 「長谷川医師が亡くなってちょうど1年がたつ」時にあたって、「長谷川医師の教えは認知症ケアの先進地、福岡県大牟田市に息づく」と評されています。
 〜模擬訓練のご成功をお祈りし、その成果を期待します!
(下:2022年11月12日 西日本新聞〈春秋〉欄より)


古賀手話の会、『つながりバンダナ』製作

2022年11月12日 05時29分47秒 | 日記

 古賀市の【古賀手話の会】が、手話による支援者や聴覚障害であることを示す『つながりバンダナ』を作」られ、「市内の聴覚障害者に無償配布」されているそうです。バンダナを「身につけることで災害時の避難所などで両者を引き合わせ、迅速な支援につなげる狙い」とのことです。〜写真で見ると色鮮なバンダナで結構大きく目立ちます。『手話できます』や『聴覚障がい者』の字が表示されていて、確かに見つけやすいですね。
 「三角巾や包帯としても利用できる」そうで、〜アイディアいっぱいです。避難所でこのバンダナを見つけたら、皆んな支援の手を感じ、ほっとするでしょう。
 「【古賀手話の会】は県社会福祉協議会の助成金などを活用し100枚作って」、「市社会福祉協議会を通じて聴覚障害者に配布することで、『新たなろう者も把握し支援したい」とのことです。
(下:2022年10月31日 西日本新聞-野村大輔「『つながりバンダナ』製作聴覚障害と手話支援者を明示  古賀手話の会 避難所などで橋渡し役」より)


    


春日市立春日野中学校の『眠育』

2022年11月11日 05時22分47秒 | 日記

 「福岡県春日市が今年度から、すべての市立小中学校で」、「睡眠の大切さを教える『睡眠教育(眠育・みんいく)』の取り組みを始めた」そうです。「六つの小中学校で3年間先行したところ、生活の質を表わす数値が上がったり、ネット依存傾向が改善されたりするなどの成果あった」からだそうです。
〜『眠育』って、どういった事をされるのでしょうか?

具体的に紹介されています。
 「9月27日午後、春日市立春日野中学校の全校生徒約750人に、筑紫女学園大の大西良・准教授(社会福祉学)が放送室から、教室のテレビを通じて語りかけ」られたそうです。〜中学生に大学の准教授が講義されるんですね。これはちょっと引き締まります。
「睡眠は記憶の定着化にも重要」、「成長ホルモンの分泌に深く関係する」、「寝る前にスマホ画面を見ると睡眠の質が下がる」、休日の朝寝坊は〈時差ぼけ〉になりがちなので、毎日同じ時間起きた方がいい」など、「生徒たちは真剣に聴きいった」そうです。〜大人にも必要なお話のようです。
 「45分ほど放送室で話した後、大西さんは3年生の教室へ。『塾が忙しくて寝る暇がない場合はどうすれば』という質問に『逆に聞いていいですか』と生徒に睡眠時間を尋ね」られたそうです。
 〜すると生徒たちの答えは「本来必要とされる8時間以上はゼロ、6〜7時間と5時間以下が半々」だったそうで、「大西さんは『せめて昼間に5分でいいから仮眠を取るのもおすすめ』と答え」られたそうです。
〜生徒たちの受けとめはどうだったのでしょう。
 「いつも4〜5時間しか寝ないという3年男子は『遅くまで勉強するより、よく寝たほうが記憶が定着すると分かった。勉強中にスマホを触って、余計に寝るのが遅くなってるから、制限しなきゃ』〜すーっと率直に理解、即実行になってるようですね。(羨ましい!!)
 「後藤幸雄校長は『寝なさいと人に言われるより、子ども自身が睡眠の大切さを理解する場になった。保護者の方にも伝えたい』と話」されています。
 今年度、市立全18校で実施される『眠育』ではまた一層の工夫が凝らされ実施されるようです。
 「大西さんによると、市をあげての『眠育』は全国的にも珍しい」そうです。「春日市地域教育課の山下江利課長は『今は心に響かない生徒もいるだろうが、知っているのと知らないのとでは、その後の行動が変わる。成長過程の睡眠がどれだけ大切か、大人が正しい情報を伝えていきたい』と話されています。〜なるほど!子ども自身が睡眠の大切さ、子ども世代の脳、体の成長に大事ということを学ぶのが『眠育』で、その後の行動も変える学びなんですね。全国より期待・注目が集まると思います!(私たちの世代も習ってないです。一緒に学びましょう。)
(下:2022年10月30日 朝日新聞-渡辺純子「授業で睡眠学ぶ 福岡で取り組み 『眠育』子の体と心を伸ばす 早寝する割合増 ネット依存も改善」より)