眼鏡の弦の損傷と修理

2020-09-07 09:27:26 | ヤナバ生活
 車の運転の免許条件になっているメガネ、 もう5年以上も使っていて、 老眼が進んだ今では本を読む(近くの物を見る)時には邪魔に感じる状態になっている。 こうやってブログを書く時にもディスプレイ画面を見るには眼鏡は外している。 そんな状態の眼鏡だから、 しばしばそこら辺に放置してなにかの拍子に踏んづけたりして、眼鏡のつるを変形させてしまう事が度々生じているのです。 

 昨日の踏んづけ事故ではついに弦を固定する小ねじ付近からポキリと折れてしまった。 片方のツルだけでは顔面に眼鏡を保持して置くのが困難。 そこで修理を決行しました。

 その方法を記して置きます。

1. ツルを固定している小ねじを除去。

2. 小ネジの直径と同じ程度のサイズの銅線を入手。
    手近にあったTV受信用の同軸ケーブルの芯線を流用した。

3.銅線を眼鏡フレーム側のネジ穴に通して・・・
    コの字の横線を伸ばした形に折り曲げ
    2 cm ほどの長さで切断。

4. 折れて外れた眼鏡のツルをコの字状の銅線と添わせる。

5. 束線バンド(小サイズ)2本で弦と銅線を結束・固定

 これでとりあえず顔面の適当な位置に眼鏡は固定出来る様になりました。
車の運転中におまわりさんに停められても、 眼鏡等使用の条件違反に問われる心配はなくなりました。 メデタシメデタシ!!
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青木湖縦断・遠泳のヘルパーさん

2020-09-06 10:43:34 | ヤナバ生活
 ヤナバに滞在を始めて間もなくの頃、 ショージ君から青木湖を南北に泳いで縦断する計画を聞いた。 「すでに湖の中央付近迄行って戻ることは何度か実行した事がある」事も聞かされた。 ライフジャケットを付けて、 胸ポケットには飲料、そしてソーセージの様な食料を入れておき、途中で立ち泳ぎ状態で休憩しながら飲食するのだと言う。 だったら「気象条件の良い時に実行さえすれば目標達成は間違い無し!」の感じだったから、 計画を実行する際の写真撮影と到着地点での出迎え(出発地点に置いた車迄の送り届けのヘルパー役は気楽に引き受けた。


青木湖 縦断距離測定 Google Earth利用

 仁科三湖の一番北に位置する青木湖は緑に囲まれたハートの形をした湖として知られています。 そこではモーターボートの様なエンジン付きの船の遊びは禁止されていますが、 手漕ぎのカヌー、 最近ではスタンディング パドル ボードでの舟遊びが流行してて、両岸にはそんな用具を貸し出す商売が繁盛しています。 そんなだから人間が一人黙々と泳いで居たからと言って高速の船に轢き殺される心配はありません。 そこを泳いで縦断しようとするのは70歳半ばで1.5kmを越す遠泳を完遂出来るか? そんな自己満足の世界の遊びといえるでしょう。

 決行日 : 2020年9月5日(土)

 縦断の出発地点は北岸の一番右の出っ張り(獅子ヶ鼻)のやや左に位置する凹み地形付近。 時刻は10:00。 天候・晴れ。

 到着地点は距離を測定した画像の地点よりもやや上で桟橋が設けられていた地点となりました(十字マークを付けた付近)。 その上陸地点より更に湖尻側には昭和電工の発電所の排水の流れ出る場所があったりして、 遠泳を済ませて上陸が容易な場所としてショージ君が事前に決めて居た場所なのでした。

 上陸地点の桟橋には 11:28 に到着しました。

 遠泳を終えたショージ君の顔には「遠かった~!」の言葉があったものの疲労の表情は無く、いつもの和やかな笑顔に近い表情が浮かんでいました。

念願達成、 おめでとうございます!

 だけど、 「ブログに顔を出すのは嫌だ・・・」 と言われているので、到着直後の笑顔の近影写真なんか載せたいけれど、 出来ないのですよ。
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プラスチックごみが多いなあ!

2020-09-05 09:14:53 | ヤナバ生活
空いたダンボール箱とプラスチックゴミ

 僕の実家は道路拡幅の影響を受けて取り壊される運命にあり、 住んで居た弟は借家生活を始めて早や3年は過ぎた。 その実家の有った地域は農村地帯に囲まれた町場を形成していて、 医者は歯医者を含めて3軒、 米屋、魚屋、駄菓子屋、豆腐屋、パン屋、酒屋、自転車屋、履物屋、氷屋、学用品店、薬局、「考えてみると生活に必要なお店は一通り揃って居たんだなあ」と今更ながら感心する。 店を持たない住人では大工、桶屋など手に職を持ち、 それらの人々も暮らしを支える側にいた。 当然の事ながら、 田畑を持ち専業で農家をやっている家も少数だがあった。

 そんな時代、 買い物の際には買い物袋とか買い物籠の持参が当然で、 味噌や塩等を買う時には丼を持って行き、 量り売りして貰って居た。 近くの豆腐屋さんは店で豆腐の製造をしていて、 適当なサイズの皿を持ってそれに乗せてもらい持ち帰ったのです。

 そして今の世、 買い物はほとんどが大規模なスーパーマーケットで済ます様になってしまいました。 そこの店頭に並ぶ商品の大半は遠く離れた工場で生産され、個別に包装まで済んだ商品が大半となっており、 店内で調理される食品の多くもプラスチックのトレイに載せられ、 更にラップでくるまれて店頭に並べられている。

 そんなだから、 近頃環境対策としてプラスチックの買い物袋の有料化が実施され、 「プラスチックによる環境汚染を軽減する取り組み」と言われても、どこか尻抜け感が否めない。 

 駄菓子屋で売っていた品物だってある時期迄は量り売り、 包装は紙袋、 そんな紙製品は最初の目的が済んだ後には、 炊事の時のかまどの焚付として各家庭で処分されていた。 もちろん大手の菓子メーカーのキャラメルなんかもう少しキチントした包装で売られていたけれど、 大半は紙系の素材だった様な記憶がある。 あの時代、日本は貧乏で、プラスチック素材となる原油の輸入が今ほど多量に気軽に出来なかったから、 国内にある素材で紙製品を作り、使用するしか無かったからですかね? 

 ヤナバ生活がもうすぐ終わる今、 片付けの対象として食品トレイや包装に使われたラップ類の量の多さを目の前にして、 ついこの様な記事を書いてしまいました。
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スズメバチや朝鮮人参の焼酎漬け

2020-09-04 10:58:25 | ヤナバ生活

 ヤナバからの帰宅に備えて家に持ち帰る品々の整理を始めているが、 持ち帰るもので増えた物の代表格がスズメ蜂や朝鮮人参を焼酎に漬けた瓶詰め二つ。

 今年の夏のヤナバ生活を始めて間もなくの頃、 実は池田町・広津の山中に細目の竹を取りに行った事がある。 目的は自動車のシートのフルフラット化に際して、 シートの背もたれや座席の窪みで生ずるウネリを完全になくし、より平坦なフラット化を目指してのこと。  細い竹でシート幅に合わせて丈夫なスダレ状の物を作り、 それをシートの上に置く方法にトライしたのだ。 竹を必要充分な本数取ってきて、 ウネリのあるシートの上に並べてその上にダンボールを敷くと、 ほぼ完璧な平坦面が出来る事を確認しました。 しかし今の所、 使用しない時に、 そのスダレ状の物の保管場所の事を考えて最終採用には至っていません。

 その竹取りの際に指に切り傷を負ってしまったのです。 それほど深い傷では無かったのでそのまま放置。 山荘に帰宅途中、 囲碁の師匠のお宅に立ち寄って一局遊ばせて貰った時に、「消毒液と絆創膏は有りませんか?」とお聞きしたところ、 出して呉れたのが何やら大型の蜂が沈んだ透明な液体の入ったガラス瓶だった。 「これは切り傷に効くから使え」と言われて傷口に付けました。 ピリピリと沁みて「本当に大丈夫? これが消毒液かよ?」の気持ちでした。

 翌日だったか、 ショージ君が山荘にやって来た時に、 件の蜂入りの液体の話しをしました。 そしたら「それね、 本当に傷の消毒に効くよ! 俺があげたんだよ」、「オラの甥っ子のひろちゃんが蜂を採るの知ってるら」、「そのスズメ蜂の焼酎漬けでせ、 それを師匠にも分けてあげてあった奴だよ」、「まだ沢山有った筈だ、 探してみるか」 と言いつつ・・・ 台所の流しの下の戸棚を探して大きな壜を出して来たのでした。 さらに見つけたのが、朝鮮人参を焼酎漬けした壜。

 そして「ここにこんなに有っても使い切れないから、 タナカさん東京に戻る時、 お土産に持って帰って下さい」と言って小さなガラス瓶に分けて呉れたのでした。 

 有り難く、 ヤナバの土産に持ち帰ります。
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撤収準備開始@2020

2020-09-03 11:24:10 | ヤナバ生活

 一ヶ月以上続けた2020年・ヤナバでの山荘暮らし、 昨日妻には「来週の水曜日には帰宅する」とLineで連絡を入れた。 返信は「了解しました。」の六文字。 そんな訳で今日から少しづつ撤収作業に手をつけ始めた。 まず最初の作業は車の中の改造作業の後片付けをしてから、 運転席以外の座席を倒してフラット化を実施し、 荷物の積み込みが出来るスペースを確保した。

 更にもう一項目、 もう使わない事にした電気ドリルやドライバーそんな諸々の工具をダンボール一箱にまとめて車に積み込んだ。

 これから毎日、 山荘の一部屋に広がった物を整理してダンボール箱に詰め直して車に積み込んで行く予定。

 分類項目で言えば・・・

カメラや三脚の類 一式
絆創膏・包帯・痒み止めの塗り薬など医薬品 一式
下着・靴下の類とパジャマ類 一箱
ズボン、上着、Tシャツや作業着等 一箱
食料品の残り物 一箱

 一日にダンボール箱を一箱づつ積み込むとして来週の火曜日には持ち帰る荷物全ての積み込みは終わるだろう。 そして最後に部屋の掃除を済ませ、 戸締まりをして2020年のヤナバ生活にさようならして帰宅する予定です。

毎週 火・木・土曜日に行われているアルプス囲碁村会館での対局参加も残り三回、 金曜日に行われている子供囲碁教室へのゲスト参加も明日が最後となる。
囲碁村会館の活動状況はコロナの影響とかで参加者が余りにも少なくて残念な面の多い年でしたが、 ひと夏を過ごさせてもらう貴重な場であった事は間違いありません。 そんなヤナバ生活も残す所1週間で サヨウナラ
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帰り支度が頭をかすめる時期

2020-09-02 09:09:22 | ヤナバ生活
朝陽の当たる山荘を取り巻く林: 朝8時前、山荘の室内から

 8月が過ぎたとおもったら、 今日は早くも9月の2日、 ヤナバでの滞在予定も残り僅か。 滞在中の食費などの費用として、 家計費から10日までの分をもらって来てあるから、 そこまで山荘暮らしは続ける予定。 とは言っても8月末から天候が思わしく無く、 雷雨や俄か雨の日が始まっている。 天気図を見ると朝鮮半島の真南・北緯30°ラインに台風9号が在って北上中、 日本の東方に有るべき小笠原高気圧はその姿を確認出来ないが、 オホーツク海にはしっかりした高気圧があって、その勢力は東北地方にまで張り出している感じ。 そんなだから、 これから帰宅の日まで曇りがちの天気が多い予報が出ています。


天気図 @ 06:00 2 Sep 2020


 夏の間に一度くらいは北アルプスの稜線に立ちたいと想って山歩きの靴も持って来たし、 糸魚川方面の海水浴場で海遊びも出来るように海水パンツだって車に積んで来た。 それらを一度も使わぬまま帰宅することになる可能性が高まっている。

 「でも、それでも良いのだ!」と内心では思っている。 とにかく工具まで持ち込んで準備して来た、 車で出かける 3パターんに対応する車室内部の改造作業はほぼ終わったし、 涼しい環境で1ヶ月以上も過ごさせて貰えたし、 全部の望みを叶えてしまったら、「贅沢すぎる!」と罰が当たるかも知れないからね。
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車室内部に旅の荷物を吊り下げる

2020-09-01 10:10:09 | DIY
助手席側 車室内部に吊り下げた荷物の状態 後部ドアよりの眺め
 
”荷物を空中に持ち上げ(吊り下げ)て置く簡易な構造”

昨日のブログで書いた文だ、 これを読んだ方は「車室の内部空間に車中泊に使う荷物を吊り下げる? いったい何だそれ?」 と感じた方も多いだろう。 書いた本人も「静荷重だから大丈夫と判断」 と書きつつも、 若干の不安はあった。 

 そこで今朝は朝食を済ました後で、 荷物を座席の上空に組み込んだカーテン吊り下げを目的とした骨組みや、 その他の支点を利用して吊り下げる実地テストを行った。 その時の写真を見て頂ければ 「なるほど、 タナカ君の考えは判った・・・」 の気分になってもらえるでしょう。

 最初に車室内部に設置してあるカーテン吊り下げ用の骨組みの概要図をご覧いただこう。


カーテン吊り下げ用骨組みの概要 


 荷物を吊り下げる支点となるのは大きく分けると2種類、 車に最初から備わっている備品を支点に流用した箇所(青い6角マーク)と、 天上近くに設置したカーテン吊り下げ用骨組みを車の床面から支える形を取った構造物部分を支点にした箇所(赤線で描いた三角形部分等)の2種類です。

 文字で説明されても理解が難しいでしょうから、 写真を並べてご覧いただきましょう。 それで一目瞭然とおもいます。


シートベルト支点に結束バンドを巻きつけて作った  支点


カーテンレール・C型伸縮の床面補強状態、 支点 ①


後部ドア付近の支点基部  支点 ② 


 荷物吊り下げ状態 運転席側方よりの眺め
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