横浜田舎物語

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オバ還 ワイワイ旅行記  3日目

2009-10-28 | 旅行
10/20 (火)  そこそこ晴れ

城崎温泉を8:20に出発

今日の一番目は山陰本線に乗って”餘部鉄橋”を渡ること

乗車駅<浜坂>に行く前に餘部鉄橋を下から見上げました。

残念なことに、老朽化した鉄橋は新しいコンクリート製のものと
架け替えられるため、こんな映像になってしまいました。

きれいなころの映像、拝借しましたのでどうぞ



この鉄橋の名前を知ったのは、1986年に起きた事故
列車が強風に煽られて、日本一の高さの鉄橋から落ちる、という事故は、
ほんとに衝撃的でしたし、いまだに忘れることはできません。

ということで、少し怖かったけど、風も穏やかだし、乗り込むことになりました。

         

                 ↓ ↓ ↓ 


いよいよ鉄橋の上を通過します。



墜落現場には、供養塔が建っています。思わず手を合わせました。

蟹の加工工場があったそうです。パートの主婦の方が何人か犠牲になったとか
さぞ、無念だったことでしょう

亡くなった皆さんにはたいへん申し訳ないけど、列車が回送車だったことが
被害を最小限に抑えたとのこと、 ご冥福をお祈りします。


さて、おいしそうな蟹の爪のオブジェのある香住駅からまたバスに乗って
この旅行の最後で、最大の目的地 【世界文化遺産 国宝姫路城】へ



さて、ここでこの旅行中初めてとりだしたのが、『杖』

前の二日間、元気よく(口ばかり)していた私が、突然、杖を頼りに
歩きだしたものだから、ガイドさんも添乗員さんも、当然ご一緒した
ツアーの皆さんもびっくり

姫路城も2度目ですからどれだけ歩くかわかってましたし、持って行って正解でした。

天守閣までの階段は両方に手すりがあるので、この腕力でなんとか
登っていけましたが



来春から大々的な工事に入るわけですが、そもそもこの姫路城、
年中どこかの修理をやっているようで、今回も二の丸には入れませんでした。

この写真の低い屋根の部分、前回来た時修理してました。



これだけの城です。
姫路市は城で持っているみたいな印象があるので、
観光化されているのは仕方ないです。

それでもやはり美しさは日本一だと思うし

さすが世界文化遺産になるだけのことはあります。

秋に2度来てしまいました。

やっぱり春でしょう。  
桜が満開だったら・・想像しただけでも幸せな気分になりますね

ところで、姫路商工会議所からこんな募集があったのですが

もうとっくに締め切ってしまったのでいまさらどうにもなりませんが

先日ご近所の友人とこの話になり、私が考えたのは

お城の前にある広~い庭でライブコンサートを開く

出演者は、今、できるだけ大勢の人を呼べるタレント
例えば、ジャニーズ系とか韓流の人とか、”嵐”なんか来たらたいへんなことに
なりますね

「それはいいかも」と、先の友人も言ってくれましたけど

ハイ!またただの妄想でした

くだらないことを書いているうちに旅行も最終盤になりました。

ここで、今回のツアー客の皆さんと添乗員、そしてガイドさんのお話を少し

ツアー客は全部で35名、一番多かったのが年配のご夫婦、そしてグループ

女性だけってのは珍しくないのですが男性デュオがおりました。
それはそれで楽しそうでしたが、

それに女性のお一人様参加の方、彼女、とても感じのいい人で
誰とも気さくに話していましたから
はじめは一人だなんて思いませんでしたね。

「気を遣わなくていいから一人、好きなんです」
わかるような気がするな

いや、友人たちよ誤解されるな 決してあなたがたがどうこうということでは
ありませんよ

そして、一番胸を打たれたのは、50代くらいのご夫婦と、奥様のお母さんらしき
80代くらいのご婦人のグループ
いつでも、どんなときでも娘さんはお母さんの手をつないでいます。
その姿を後ろから暖かく見守っているようなご主人

きっとここまでいろいろなことがあったことでしょう
それでも幸せなお母さん

考えさせられました。

35人という少人数だったからかもしれないけど、とにかく変わった人がいなかった。
変わった人って・・ずいぶんいろんなツアーに参加してきたからわかるのですが
必ずと言っていいほど一人、二人いるんですよ

添乗員さん楽だったと思います。

だって、集合時刻に遅れてくる人、一度も一人もいなかったのだから

添乗員さんは30代?そこそこくらいのお嬢さんでした。

ぜんそくがあるらしく、最後の日は少し心配でしたけど、
でも落ち着いた方で、安心できました。

その添乗員さんとま逆だったのが・・・
奈良交通のガイド、”弥里(みさと)ちゃん”  苗字なんだったかしら?

最初のあいさつで「○○弥里で~す 弥里の弥は卑弥呼の弥(み)里はサトイモの里です

出身地を聞いたらやはり・・大阪やった

「なんて うるさい子なの

おそらく35人中30人は思ったことでしょう。
そのうえ、今回のコースはよくわからないみたいで、アンチョコ見ながら
ずぅ~~~~と、しゃべりまくってました。

恐ろしいことにこれがまた3日も付き合うと慣れてくるんですね

実はとても可愛くていい子です  23歳、さすが大阪っ子?いや浪速っ子
最後の最後まで飽きさせず 「ほんまおもろかったで~

弥里ちゃんとは新大阪駅でお別れ 19時過ぎのひかりで帰路につきました。

そして、新横浜で下車した12,3人がホームから手を振ると、大げさでなく
列車に残っている全員が大きく手を振ってくれました

いやあ、こんなツアーは初めて

移動距離がやたら長くて疲れたけど、気分は上々で帰宅できました

皆さんほんとうにありがとうございました  お疲れさまでした

おまけ

新大阪で並んで買った『くくる』のたこ焼き



缶ビールとたこ焼きがこのたびの(旅の?)最後の晩餐でした 

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