どんより曇った海岸通り
神奈川県民ホールです。
5時入場開始なのに、すでにかなりの人が並んで待っていました。
去年、誘われた時、ちょうど孫との卒業旅行のさなかだったのでお断りしましたが
まさか、今年孫の応援で来ることになるとは、全く予想外の展開です。
今日のために声をかけた友人や身内、おそらくこんな状況は想像してなかったでしょう。
あの県民ホールがほぼ満席になりました。
どれだけ伝統があって、多くの人々が認めているかがわかります。
司会は顧問T先生の学生時代の友人の女性、部の紹介から始まりました。
第一部はこの演奏会のために練習していた曲、T先生作曲の作品も紹介されました。
1.2年生だけの演奏の後は、卒業したばかりの3年生の演奏が・・
さすがです、素人の私たちが聴いても、その力の差は歴然
ここでも余計な心配が・・夏までに・・だいじょうぶだろうか
第二部では、昨年のコンクール課題曲を含む4曲
少数精鋭のアンサンブル、今年度は県大会、銀賞で関東大会には行かれませんでしたけど
昨年は、全国大会に進出して、金賞に輝きました
そして、吹奏楽コンクールでの課題曲を、
こちらでは、神奈川県で金賞、そして東関東大会では金賞に輝きながら
全国大会に進むことができなかった、通称『ダメ金』
いやな言葉ですが、神奈川県で一等賞ですよ
思い出します。去年の夏、横浜市の予選の日、間もなくM中の出番が来るというとき
会場のあちこちから、「次、M中よ、M中」というさざめきのような声が聞こえたこと
それだけ注目されているのです。
そんなプレッシャーに負けず、結果を出した先輩たち、絶賛という言葉はこのためにあるのではと思うくらいです。
3年生の胸中はいかばかりか、この曲を演奏するたびに、苦しかったこと
金賞に輝いてうれしかったこと、でも全国大会への道が閉ざされて悔しかったこと
いろんな思いが込み上げてきたのでは・・
こう書きながらも胸がいっぱいになってきます
そして第三部
前の2部とはがっらっと趣向をかえて
まずはディズニーランド・セレブレーション
去年のGWディズニーランドから招待を受けて、シンデレラ城の前で演奏した曲
『聴いている人に喜んでもらえる演奏を』このとき学んできたと紹介されました。
そして、お待ちかねの”ジャパニーズグラフィティ 日本レコード大賞 栄光の昭和50年代”と題して
北の宿から~北酒場~ルビーの指輪~勝手にしやがれまで昭和の名曲を
これはまさに多くの年配の観客の心をつかむために選曲されたようなものでしょう。
ダンスあり、寸劇あり、勝手にしやがれにいたっては、3年の男子先輩による歌まで
ついてきました
続いて、”キロロ”の楽曲”未来”を全員で合唱
このころになると、3年生の中には涙をぬぐう人も
パイレーツ・オブ・カリビアンでは、海賊に扮した寸劇が楽しく繰り広げられ
最後は、ディープ・パープル・メドレーで締めくくられました。
拍手は長く、長く鳴りやみません
アンコールでは、お待ちかね、このチームのテーマ曲”テキーラ”がテンポよく
演奏されると、観客からも自然に手拍子が・・
最高潮に盛り上がりました
そして、そして、いよいよ最後のプログラムは
卒業生が最前列に並ぶと、司会者から「一人一人、コメントがありますが、これは下級生と
T先生が考えたものです」
コメントを読まれた先輩は一歩前に出ます。すると、T先生が一言ずつ声をかけます。
声をかけられた先輩たちは順番に下を向いて涙涙
それを見ている観客も皆もらい泣き
T先生の3年生への思い入れは無理もないです。
先生がこの学校に赴任してこられたとき、1年生だったのがこの学年
可愛いに決まってます。
その期待に十分応えてきましたし
3年生の父兄の方々は・・・1年の父兄でもこんなに涙が出るのに
孫が3年だったら・・想像しただけでもまたウルウルです。
子供たちも頑張ったけど、それを見守り、毎日毎日、朝練のためにお弁当づくりを
欠かさなかったお母さん、それを支えたお父さん、思いはみな同じです。
他県の方はびっくりでしょうが、横浜市は中学校の給食がありません。
そのために、朝練の時は(ほとんど毎日ですが)早起きでたいへんなのです。
すばらしい演奏会でした。
招待した友人、知人も「中学生とは思えない、想像以上で本当にすばらしかった」
と、大絶賛
終了後、ロビーで顔見知りのセントラルのおばさま方、何人にも会いました。
もう何年も来ているそうです。
地元の中学ですし、その実力を知っている方々ですから
さあ、いよいよ出番です。
ばあばは不安で不安でたまりません。
本当に、まだへたくそな1年が夏までに県大会突破まで行くことができるのでしょうか。
まもなく新入生が来ます。今年はいったい何人の入部があるのでしょうか。
しばらくは孫の顔色をうかがいながら、あまり余計なことやうかつなことは言わぬよう
すべてはT先生の腕にお任せしたいと思います。
どうかよろしくお願いします。応援できることはできるだけしますから
夢の演奏会が終わって、急に現実に引き戻されました。
昨日の今日だから1日くらい休みだろうと思ったら、午後から早速練習開始です。
そうです。休んでいる場合ではないのです。
伝統を守るため、笑顔で夏を迎えるためには
神奈川県民ホールです。
5時入場開始なのに、すでにかなりの人が並んで待っていました。
去年、誘われた時、ちょうど孫との卒業旅行のさなかだったのでお断りしましたが
まさか、今年孫の応援で来ることになるとは、全く予想外の展開です。
今日のために声をかけた友人や身内、おそらくこんな状況は想像してなかったでしょう。
あの県民ホールがほぼ満席になりました。
どれだけ伝統があって、多くの人々が認めているかがわかります。
司会は顧問T先生の学生時代の友人の女性、部の紹介から始まりました。
第一部はこの演奏会のために練習していた曲、T先生作曲の作品も紹介されました。
1.2年生だけの演奏の後は、卒業したばかりの3年生の演奏が・・
さすがです、素人の私たちが聴いても、その力の差は歴然
ここでも余計な心配が・・夏までに・・だいじょうぶだろうか
第二部では、昨年のコンクール課題曲を含む4曲
少数精鋭のアンサンブル、今年度は県大会、銀賞で関東大会には行かれませんでしたけど
昨年は、全国大会に進出して、金賞に輝きました
そして、吹奏楽コンクールでの課題曲を、
こちらでは、神奈川県で金賞、そして東関東大会では金賞に輝きながら
全国大会に進むことができなかった、通称『ダメ金』
いやな言葉ですが、神奈川県で一等賞ですよ
思い出します。去年の夏、横浜市の予選の日、間もなくM中の出番が来るというとき
会場のあちこちから、「次、M中よ、M中」というさざめきのような声が聞こえたこと
それだけ注目されているのです。
そんなプレッシャーに負けず、結果を出した先輩たち、絶賛という言葉はこのためにあるのではと思うくらいです。
3年生の胸中はいかばかりか、この曲を演奏するたびに、苦しかったこと
金賞に輝いてうれしかったこと、でも全国大会への道が閉ざされて悔しかったこと
いろんな思いが込み上げてきたのでは・・
こう書きながらも胸がいっぱいになってきます
そして第三部
前の2部とはがっらっと趣向をかえて
まずはディズニーランド・セレブレーション
去年のGWディズニーランドから招待を受けて、シンデレラ城の前で演奏した曲
『聴いている人に喜んでもらえる演奏を』このとき学んできたと紹介されました。
そして、お待ちかねの”ジャパニーズグラフィティ 日本レコード大賞 栄光の昭和50年代”と題して
北の宿から~北酒場~ルビーの指輪~勝手にしやがれまで昭和の名曲を
これはまさに多くの年配の観客の心をつかむために選曲されたようなものでしょう。
ダンスあり、寸劇あり、勝手にしやがれにいたっては、3年の男子先輩による歌まで
ついてきました
続いて、”キロロ”の楽曲”未来”を全員で合唱
このころになると、3年生の中には涙をぬぐう人も
パイレーツ・オブ・カリビアンでは、海賊に扮した寸劇が楽しく繰り広げられ
最後は、ディープ・パープル・メドレーで締めくくられました。
拍手は長く、長く鳴りやみません
アンコールでは、お待ちかね、このチームのテーマ曲”テキーラ”がテンポよく
演奏されると、観客からも自然に手拍子が・・
最高潮に盛り上がりました
そして、そして、いよいよ最後のプログラムは
卒業生が最前列に並ぶと、司会者から「一人一人、コメントがありますが、これは下級生と
T先生が考えたものです」
コメントを読まれた先輩は一歩前に出ます。すると、T先生が一言ずつ声をかけます。
声をかけられた先輩たちは順番に下を向いて涙涙
それを見ている観客も皆もらい泣き
T先生の3年生への思い入れは無理もないです。
先生がこの学校に赴任してこられたとき、1年生だったのがこの学年
可愛いに決まってます。
その期待に十分応えてきましたし
3年生の父兄の方々は・・・1年の父兄でもこんなに涙が出るのに
孫が3年だったら・・想像しただけでもまたウルウルです。
子供たちも頑張ったけど、それを見守り、毎日毎日、朝練のためにお弁当づくりを
欠かさなかったお母さん、それを支えたお父さん、思いはみな同じです。
他県の方はびっくりでしょうが、横浜市は中学校の給食がありません。
そのために、朝練の時は(ほとんど毎日ですが)早起きでたいへんなのです。
すばらしい演奏会でした。
招待した友人、知人も「中学生とは思えない、想像以上で本当にすばらしかった」
と、大絶賛
終了後、ロビーで顔見知りのセントラルのおばさま方、何人にも会いました。
もう何年も来ているそうです。
地元の中学ですし、その実力を知っている方々ですから
さあ、いよいよ出番です。
ばあばは不安で不安でたまりません。
本当に、まだへたくそな1年が夏までに県大会突破まで行くことができるのでしょうか。
まもなく新入生が来ます。今年はいったい何人の入部があるのでしょうか。
しばらくは孫の顔色をうかがいながら、あまり余計なことやうかつなことは言わぬよう
すべてはT先生の腕にお任せしたいと思います。
どうかよろしくお願いします。応援できることはできるだけしますから
夢の演奏会が終わって、急に現実に引き戻されました。
昨日の今日だから1日くらい休みだろうと思ったら、午後から早速練習開始です。
そうです。休んでいる場合ではないのです。
伝統を守るため、笑顔で夏を迎えるためには