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兄弟旅行~伊豆畑毛温泉へ

2013-08-05 | 旅行
先週末は約3年ぶりの兄弟旅行でした。

私は6人兄弟です。  長姉80歳、長兄78歳、次兄75歳、三兄70歳没 四兄68歳 
そして末っ子私64歳

残念ながら1年半前、6角形の1辺が欠けてしまいましたが、残った5辺は何とか生きております。

長姉から実家に話があったのが6月、もう当然のように私に宿を探せという。

次兄の体を考えると伊豆の入り口辺りがベストだということで検索した結果

”畑毛温泉 大仙家”に決定

車いす利用の兄のために専用の部屋があったので、それも決め手でした。

兄弟5人とその連れ合いが4人、それに去年他界した三兄の今は未亡人となった義姉も参加
総勢10名でのちょっとした団体さんです。

それぞれがそれぞれの方法で集まったのは夕刻、食事時刻までたっぷり時間があったので
ゆっくり温泉に浸かりましょう

静岡県には数えきれないほどの温泉地がありますが、こちらは

<静岡県唯一の環境省指定保養温泉である畑毛温泉は、二百年以上にわたり湯治場として親しまれてきました>
とあるように、温泉の温度、30℃、35℃と体温より低い湯船に浸かって、ゆっくり約1時間

なんだか体が軽くなったみたい・・こんなお風呂です。

熱海や伊東温泉のように有名ではないけど、知る人ぞ知る温泉地

お風呂の後はお待ちかねの食事です。



アワビは期待したより可愛らしかったけど、なんといっても兄弟仲良く、そしてその連れ合いも皆気持ちよく
参加してくれたことは何よりの収穫でした。

特に、三兄の奥さんR子さんは、兄がいなくなっても変わることなく、出てきてくれますし
空からきっと見ているはずの兄も、喜んでくれていることでしょう。

カラオケも積極的に歌ってましたし、女性は一人になってからのほうがいろいろ積極的になる
って聞いたことがあるけど、全くその通りで、喜ばしいことです。

短い時間でしたけど楽しい有意義な時間でした。

記念写真を




3年前も記念写真を撮りました。

3年経って、それなりに年を取ったし、一人欠けてしまったけど、これからも元気で
「最後かもね」なんて声も聞こえましたけど、そんな弱気なこと言わないで
幹事はいつでもやりますからね。

お疲れ様でした。

と、ここで終わりたいところですが、今回はいつも文句ばかりの夫のことを

長姉の旦那様は、介護のお世話になっているので、今回も姉は一人参加

つまり、婿としては夫だけが参加したのですが、年齢も1番若いこともあって
なにかと活躍してくれました。

車いすの次兄もせっかく来たのだから温泉に入りたい、でも男女別では義姉は一緒に入れない

当日はみんな飲んでしまってとても介助は無理なので、部屋のバスルームで汗を流しましょう
ということになりました。

そこで手を貸してくれたのが夫でした。

義姉からかなり感謝されたのですが、その時「俺も介護の資格取ろうかな、こういう時資格もってたら
もっとやり方が違うだろう?」と

そうね、いつ妻の介護をするようになるかわからないから取っておいたほうがいいかもね。

いつもは素直にいえない「ありがとう お疲れ様」さらっと言えました。

「温泉は明日の朝入ろうね」次兄にそういいながら、すぐ上の兄に何度も念を押しました。

「今夜はうちのがやるから、明日の朝は絶対お願いよ」

酔っ払い兄ははたして明日の朝まで覚えているだろうか?
気にしながら眠りにつきました。

翌朝、廊下がにぎやかに・・慌てて出ていくと、ゆうべ念を押した兄と、
いつのまにか大浴場に行っていた夫が次兄の介助をしてくれたとのこと

一人のんびりぬるま湯に30分以上も浸かってきた私は、申し訳なくて・・仕方ないけど

もう一度「ありがとう お疲れ様

不自由な兄弟がいたら助けてあげるのは当たり前なんだけど、
文句ひとつ言わずにやってくれた四兄とこの際だから旦那様、
ちょっと見直してあげましょう(どこまでも上から目線で

こんなことだけでも、今回の兄弟旅行は大成功

最後かもなんて言ってないで、また集合かけますからね。
兄弟が多いってやっぱりいいな・・・末っ子のつぶやきでした。
コメント (12)
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