・・・再放送で表題のテレビ番組"水の都「飛鳥京」"を見た。
飛鳥京については本やテレビなどで、いままで、何度も読んだり、見たりして、なじみがありますが、「水の都 飛鳥京」というのは初めて聞くので、興味を持ってみたが見ごたえのある内容でした。
昔の都市は道の横の溝には水が流れていて、生活にはなくてはならない設備と云う事くらいは知っていた。
「左上にある池が苑池、その左が飛鳥川」
しかし、この番組で紹介されていた、飛鳥京は街中を用水路が張り巡らせている以外に、苑池といわれる都に設けられた大きな池が都市排水に大きな役目を果たしていることを発掘の中で明らかにされたことです。
「都市排水を地下水を利用していた、とかんがえる推論モデル」
「地下水による排水・貯水機能を実験で明らかにする」
考古学の発掘で発見した深い池の謎を「水利学」や「環境学」の実験手法で謎解きをしていくのを番組で紹介されていて、考古学を理解するうえで、とても面白いと感じた。
いままで、考古学の発掘で、灌漑工事跡が見つかっているが、飛鳥時代でも高い技術水準で工事がなされていることがこの番組でよく理解できた。
これから、古代史を考えるうえで大変参考になった。