・・・先日読んでいた「日本神話の考古学」森浩一著の中に、表題に書いた面白い記述を見つけた。 その内容とは、「日本書紀」天智天皇七年の時に「沙門道行、草薙剣を盗みて、新羅に逃げ向く。 而して中路にて、雨風荒れ、迷いて帰る」 と書いてあり、その僧動行が開基として、我が町の隣町に法海寺を開いたらしい。
今日、その法海寺に行ってきました。
「法海寺の仁王門と本堂」
「三重塔の心礎と書いた碑があった」
この話は日本書紀に書いてありますが、本当の話かどうか、よく分かりません。 しかし、この寺から出土した考古学的遺物の中には、弥生土器が出ており、古くから、開かれた場所で、且つ、奈良時代の瓦なども出土しているので、日本書紀の書かれた時代以前には法海寺の大伽藍が存在したことは本当らしい。