老いたことに甘えていないか

・・・先日「老いは老いとして受け止めて、どう生きるか」と云う文を書いた。
　　今日、ジョギングしながら、体力の衰えを感じ、午後からは庭木の植え替えをしながら、体力の衰えの理由を考えていた。
　　午後の植木の作業はスコップを使う重労働で、昔から、何度か、経験してきた内容なので、昔に比べて、体力が衰えているか否かがよく分かった。
　　その答えは作業での瞬発力は、それほど衰えていないし、持久力も日頃、体力づくりに努力しているせいか、それほど昔に比べて劣っているとは思えなかった。
　　そして、その時、思ったことは、今回の植木の植え替え作業では、仕事の内容を前もって考えて、その手順を計画し、且つ、慣れた作業なので、作業中に老いを感じなかった。
　　老いを感じる理由はかなりの程度、年のせいにして、自分を甘えさせてきた結果ではないかと、思い当たった。
　　やりすぎも良くないが、年の所為にして、自分の体を甘やかすのも良くないと思った。
　　気合を入れて、慣れた作業や好きな運動を、前もって計画し、やりすぎに注意して、やるのなら、それほど、老いは感じないように思った。