・・・先日、豊田市の山奥に行った時に、通りがかった道そばに馬場瀬古墳群と云う看板を見かけ、立ち寄ってきた。
矢作川が大きく湾曲した内側に囲まれた、段丘上に築かれた古墳で、造られた当時には、矢作川からも良く見えた筈の古墳である。
今は、大木に囲まれた森の中にある古墳になっている。
大きさは直径10メートル、高さ2メートル程度の小さな古墳です。
一般論として、古墳とか、中世の城などは交通の要所の良く見える丘の上にあるようです。
古墳群の中で一番奥にある、8号墳は円墳で、石室が残っていました。
交通の要地に勢力を張っていた、この地方の豪族だった人の墓と思われます。