ジョギングはシャンパンの味

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腸内細菌が運動能力を向上させる

2019年11月15日 06時05分58秒 | 新聞・ラジオ・テレビ

・・・新聞のコラム記事によると、マラソン選手の大便から腸内細菌叢(腸内フローラ)を抽出して、普通の人の大腸にその細菌を移植すると移植前より長く走れる可能性があるという結果が出たらしい。

   腸内フローラーと云う言葉は日本の薬の宣伝で良く聞く単語であるが、この単語の意味は、大便の中にある、約一千種類、40兆個の細菌の群れを言うらしい。この細菌叢の移植の研究が盛んで、健康な人の細菌叢を病気の人に移植して治療に活かせるらしい。

   今回の記事で、アメリカの大学の研究結果によると、ボストンマラソンの選手の腸内細菌叢を抽出し、仕事が、通常座っている人の腸内細菌叢と比較すると、アスリートの細菌は、長く走れる細菌が圧倒的に多く、マウスの腸内細菌移植実験では、その差は13%も走る距離が違ったという結果が出ている。
   そのメカニズムは走ると筋肉に発生する乳酸を、移植細菌が、持久力を向上させる脂肪酸に変える為らしい。

   端的に言えば、トップアスリートの大便のエッセンスを、自分の腸内に取り込めば、いっぺんに運動能力が上がるというわけである。
   人の大便にも価値が出てきたというわけである。

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