・・・昨日の新聞ニュースで、大阪市内の北東に位置する旭区で古墳時代の遺物が見つかったというのを読んだ。
上の写真は新聞から引用したものです。
写真の説明を記事から引用すると、上の須恵器はコップ状の直径10センチの器です。
この器で注目すべき点はコップについている、頭に角のある人面の飾りものです。
この調査をした機関に寄れば、同時代の朝鮮半島の高句麗の壁画に同じ、角のある人面獣の絵が、よくあるそうで、そのことと、関係があるのではと書いてあった。
大阪市旭区のこの付近は、古墳時代は河内湖と淀川に挟まれた湿地帯であった。(下の地図)
この時代、戦争などで、朝鮮半島から移り住んできた人達は河内湖の周囲に住んでいたとわかっているので、写真の須恵器の器は、その人達が、作った生活用品ではと、勝手に考えている。
小さな遺物が出ただけで、そこから、いろんな物語が想像できるのが、文書のない古墳時代の面白いところだと思います。