・・・日本の歴史を、文書で記録され始めたのは700年代の記紀の時代からと理解しているが、それ以前で、史実が多く記録されている大王は雄略(天皇)と云われている。
まず、中国の史書に、倭の五王として有名な武と書かれている大王で、中国の皇帝宛に書かれた上表文が残されている。
そのほかの文字記録として、埼玉の稲荷山古墳から出土した剣の金象嵌の文章と、今回私が訪れた江田船山の銀象嵌の文字文章である。
その刀が展示されている資料館を訪れた。(上がその写真)
象嵌の文章に、被葬者のムリテは雄略大王の宮廷で、役所に勤務する文官「典曹人」として仕えたと書いてある。
江田船山古墳は熊本市の北にある和水町にある。
古墳は古代史上、重要な出土品を出しているので、一度は行ってみたいと思っていた。
古墳は誰でも見学できるようになっていた。
古墳の周りは芝生の公園になっていて、石棺が置かれている石室の扉は誰でも自由に開けて見学できるようになっていました。
中の石棺はガラス越しに見ることが出来ました。
こうして、国の文化財が私達、素人にも自由に見れるように、地方自治体が金を掛けて整備されていることはとてもうれしいことです。