中国の経済内容については、良く分からないことが多い。
日本経済や、私たちの生活と直接、関係することか多いので、興味を持ってみている。
特に、中国の台湾進攻の可能性が言われてからは、とても気になる。
上の写真は最近の新聞記事であるが、4~6月期の経済成長は前期より、2.6%少なく、0.4%の経済成長率になっている。今までの水準から比べるとかなり大きな落ち込みになっている。
写真中の下のグラフの赤い線は横軸は2000年代の20年間の年代、縦軸は経済成長率を表すグラフである。
ここ数年のコロナの流行と共に、ゼロパーセントを挟んで、マイナスにもなった、大きな経済成長率の変動が生じている。しかし、中国政府は、「一時的に経済発展があったとしても、コロナ対応が大事である」と言っている。
共産主義の国であっても、今までは、世界経済の中で、中国は、資本主義国との貿易で恩恵を受けて発展してきた。
そのグローバル性を政治的理由で、無視すると、中国経済は大変なことになりそうだと、私は思う。
国の指導者が自信を持って民主主義国と対峙しはじめた今、中国は大きな、経済の転換局面に来ていると思う。
北朝鮮の指導者が、政治で経済が動かせると過信して、デノミをやって、失敗した時のように、中国の指導者が経済も政治で動かせると思ったときに、大きな失敗をすると思う。
中国は今、それをやり続けるか否かの難しい時期に来ているように思う。