植物を観察していると、毎年、新芽が出て、花が咲き、実がなり、葉が紅葉するというような変化をみることが出来ます。
ザクロの木は普段見掛けても、気が付かないままに横を通り過ぎていますが、実が色づくと気が付いて、時のうつろいを感じます。
ザクロの実は秋になってから食べるのでしょうが、今が、ダイダイ色のきれいな色で、今年もザクロが生っていると季節を感じます。
ザクロは漢字で、石榴とか、柘榴と書きますが、何故こんな字を書くのだろうかと思っていました。
インタネットで調べると、ザクロはシルクロードを通って中国に伝わり、つぶつぶした実が瘤(こぶ)に似ていることから「安石瘤」と呼ばれました。のちに略されて「石瘤」となり、現在の「安石榴」「石榴」の元となったとされています。
面白いですね。