小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて19年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

図書館で借りた本(本を読む速さのこと)

2019-02-14 04:56:24 | 図書館
図書館で借りた本







読むのが遅いことが悩みの葵。
国語の長文問題が最も苦手だという。
どうしたら速く読めるようになるのかを知りたいと、受験勉強の合間に尋ねてきた。

うーん。
多分たくさん読んで慣れるしか方法はない、と答える。

読むスピードにもっとも影響するのは、単語を認識するスピード。
知っている単語は、素速く認識できる。
知らない単語は、認識するのに時間がかかる。
だから知っている単語を増やすことが必要。
知っている単語を増やすには、できるだけ多くの文章に触れることだ。
話し言葉にはない単語や言い回しに多く触れ、それを自分のものとすること。
自分のものとして単語を獲得していくことで、それを認識するスピードは、誰でも必ず速くなる。
結局は、文章をたくさん読んで慣れるしかない。
一日で簡単に速く読めるようにはならない。
それがパパが自分の経験から導いた答えだ、と説明する。

(例えば、話し言葉では「導いた答え」なんて使わないけど、文章ではよく出てくるフレーズだから、慣れてくれば「導いた+答え」と頭で考えずに「導いた答え」と一つの塊として一瞬で認識できるようになる)


こう考えると、自分は49年間生きてきて49歳の今が一番速く本を読めているのだろう。