小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて19年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

木村一基新王位誕生 中年の星!!

2019-09-27 05:41:13 | なし
46歳にして初タイトルとは見事!
7度目のタイトル挑戦で悲願達成、私を含めて多くのファンが待ち望んでいた。
PCソフトを駆使して最新手順の研究をする若手棋士が群雄割拠する棋界での偉業達成には大きな価値がある。

将棋ファン待望のビッグニュース、あっぱれ中年の星!!



「負けと知りつつ、目を覆うような手を指して頑張ることは結構辛く、抵抗がある。でも、その気持ちをなくしてしまったら、きっと坂道を転げ落ちるかのように、転落していくんだろう」2007年将棋世界




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最年長46歳、涙の初タイトル…木村新王位「縁ないと思っていた」
出典 読売新聞
将棋の王位戦(新聞三社連合主催)七番勝負第7局が25、26日に東京都千代田区の都市センターホテルで行われ、挑戦者の木村一基九段(46)が豊島将之二冠(29)に110手で勝ち、シリーズ4勝3敗で王位を奪取した。46歳3か月での初タイトルは、史上最年長。対局後、木村新王位は「精いっぱいやって、たまたまいい結果になった。(家族への感謝は)帰ってから言います」と涙をぬぐいながら話した。
 対局は角換わりの戦型になり、豊島二冠の攻めをしのいだ木村新王位が反撃して着実に寄せた。日本将棋連盟によると、これまでの初タイトル最年長記録は有吉道夫九段の37歳6か月。木村新王位は過去6回、タイトルに挑戦してきたが、2009年の王位戦で深浦康市王位(当時)相手に将棋史上2人目の3連勝4連敗を喫するなど、全て敗退。「タイトルには縁がないと思っていた。(初獲得は)うれしいが、今回はタイトルを意識していなかった」と明かす。プロ入りして22年5か月、7回目の挑戦での悲願達成だった。
 木村新王位は千葉県四街道市出身で、佐瀬勇次名誉九段門下。少年時代から棋才を評価されていたが、プロ入りへの最後の関門「奨励会三段リーグ」で6年半足踏みし、プロ入りしたのは23歳という晩成型だ。
 力強い受けが持ち味で、「千駄ヶ谷の受け師」の異名を持つ一方で、タイトル戦の解説などで見せるひょうひょうとした語り口も人気があり、将棋ファンの間では「(将棋の強い)おじさん」と呼ばれ親しまれている。今期は竜王戦でも挑戦者決定三番勝負に進出するなど活躍しており、「中年の星」として声援を受けていた。