夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

山水図 高島北海筆

2013-02-14 05:28:38 | 掛け軸
高島北海:政府の仕事でフランスのナンシーという街に三年間留学していた時に、現地で創作活動をしていたエミール・ガレと出会うことになった。高島は政府の官僚であり地質学や植物学に精通した技師だったのですが、芸術にも造詣が深く自らも南画を描きました。二人は親交を深め、ガレは高島北海から日本人の 「 自然観やアニミズム 」 に大きな影響を受け、北海が描いた植物や昆虫などを自分の作品に積極的に反映させるようになったのです。フランスでは高島北海の功績は非常に高く評価されており、アールヌーボーの作品を多く所蔵するナンシー派美術館には高島北海が同地で残した作品が多く展示されている。 . . . 本文を読む