玄関の飾りが難しいときがあります。ごちゃごちゃ飾らずひとつかふたつでピシッと決める飾りです。高級品は玄関ですからいけません。たとえ壊れても盗まれても大きなダメージのないものにするのが玄関の飾りです。
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日本の文人画家を論じる竹洞に注目すべきですが、伝存作品、著作ともに多く、比較的容易にその精神に触れることができ、19世紀の文人画を理解するためには最も適当な画家であることには相違ないでしょう。そして何よりも真理を探求し、軽佻浮薄に流れない竹洞のストイックな生き方は共感をよぶものがあります。
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呉須赤絵の真骨頂はなんといっても絵の味ですね。それと古いこと・・。清初から下ると虫喰もなくなり、高台や釉薬も綺麗になり、ほとんど見るに値しない作品となります。下手物には下手物の味というものがある。綺麗になっては味が落ちるというものでしょう。この世にはそういう御仁や作品がたくさんあるものです。
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見込みに色絵の図柄は非常に珍しい。見込みは赤のみで外の高台周囲は呉須とのコラボとなっています。破損の度合いが大きいことなどから発掘品のように推察されます。ともかく雑な補修です。
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