本作品は島根県立美術館所蔵の「月光燈影」という寺崎廣業の著名な作品を模写したものではないかと思われます。 . . . 本文を読む
サラリーマンの小生が蒐集するには、有る程度のリスクのある作品を購入せざる得ません。つてや眼力だけが勝負どころです。資金があればきちんとした骨董商や鑑定に頼ればいいだけです。資金さえあれば誰より安くいい作品を入手できる自信がありますが、そこは思うようにいかないのが世の常です。
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事故で右腕を失い、その腕の骨で筆をつくり左手で描いた画家の作品です。人間はなにかと苦労した人のほうが趣があるものです。「人生の辛酸を嘗めて來た後でないと、實際の味は出て來ないもので、容易にまたその味に食ひ入ることも出來ぬものである。」とこの画家は述べています。 . . . 本文を読む
書画骨董を趣味としていると魑魅魍魎たる作品に出くわすことが多々あります。
「中西耕石の作品 その2」の作品を投稿するにあたり、本作品の課題を思い出しました。以前に本作品を投稿したのですが、鉄斎の作品の中に酷似している作品がありますが、真相は不明です。
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近代画家の作品は贋作が多いのですが、といって確実なありきたりな作品の蒐集では面白みがありませんね。ありきたりの作品・・・?、たとえば田能村直入、吉嗣拝山などの明治期の南画家の作品は数千円の価格で取引されています。面白みとは・・、ここが難しいのです。 . . . 本文を読む
8月1日からは長期のブログ休投稿になります。作品もそろそろ本当に底を尽いた感もあります。さて、本日は大津絵です。「鬼の念仏」の二作品目の登場です。大津絵は古いものほど希少価値があり、作品数は非常に少ないようです。その中で「鬼の念仏」を題材とした作品は古くからあり、なた遅くまで描かれていたので作品数は多いのですが、その人気ゆえ思った以上に入手しづらいものです。
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福禄寿は、七福神の一つ。道教で強く希求される3種の願い、すなわち幸福(血のつながった実の子に恵まれること)、封禄(財産のこと)、長寿(単なる長生きではなく健康を伴う長寿)の三徳を具現化したものでだそうです。 . . . 本文を読む