夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

忘れ去られた画家 赤い椅子のチャイナドレスの娘(仮称) 三木翆山筆 その8

2022-06-29 04:17:13 | 掛け軸
大津絵の仏画と思われる作品・・、おそろいのマットにて額装にしてみました。*手前は五彩手の作品・・。本来は当時のままの軸装がいいのでしょうが、あまりにも表具がぼろぼろだったので額装にしています。表具を見せての額装にしたら、ちょっと貧弱になったので青面金剛の作品のマットをやり替えました。額装は神田の草土舎に依頼しています。当方の蒐集にて手ごろなお値段で。かついい作品があれば、機会をみて購入している画家 . . . 本文を読む

塩釉流掛茶碗 その2 浜田庄司作 茶碗 その15

2022-06-26 00:01:00 | 陶磁器
最近、浜田庄司の塩釉の作品を紹介しましたが、そうこうしているうちに新たな浜田庄司の塩釉の茶碗が入手できました。インターネットオークションにてリサイクルショップからの出品で、落札金額は8万円強・・、高いのか安いのか・・??? その作品が下記の写真です。塩釉流掛茶碗 その2 浜田庄司作(浜田庄司作 茶碗 その15)共箱 口径116~118*高さ92~95*高台径約56本格的な茶席には数茶碗以外には向い . . . 本文を読む

汀之鶴 平福百穂筆 昭和5年頃 その2 作品整理番号97

2022-06-25 00:01:00 | 掛け軸
作品中に押印されている印章は「三宿艸堂 (三宿草堂)」(白文朱方印)ですが、この印の「三宿」は本ブログにてすでに記述されているように、1919年(大正8年)に 東京世田谷三宿(みしゅく)に画室を設けたことによるのだろう。ただしこの際の画塾名は「白田舎」でこの印はまた別にあります。この印を押印し始めたのは1927年(昭和2年)1月、さらに新居落成し移転した際からかもしれません。 . . . 本文を読む