夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

臨時投稿 五彩唐絵文火入 一対 清朝

2021-10-16 00:01:00 | 陶磁器
ともかく古染付、天啓赤絵、南京赤絵とすぐに崇めたくなりますが、基本はその作品の趣向の面白さが評価のポイントになるのでしょう。古染付、天啓赤絵、南京赤絵であっても駄作が多いので、作品の評価はたとえ伊万里であろうと古染付、天啓赤絵、南京赤絵であろうと絵が稚拙なのか、面白いのか、その判断だと当方では考えています。 . . . 本文を読む

天啓古染付 山水図半開扇向付十客揃 明末

2021-10-08 00:01:00 | 陶磁器
古染付は虫喰い、砂付高台、高台内の鉋跡など決まり事はありますが、もはやそのような基本論は本ブログでは卒業しましょう。古染付にこだわって染付ばかり集めるのも愚の骨頂ですし、洋食器の白磁ばかりも興ざめですが、普段使いの雑器は取り合わせというか使い方によってその器を使い分けるのが美の達人なのでしょう。そのためにもこのように揃いの器は貴重ですね。 . . . 本文を読む

二天女 杉本健吉筆 その13

2021-10-04 00:01:00 | 日本画
杉本健吉の晩年には杉本美術館がある美浜町の海岸でスケッチする杉本健吉がよく見受けられたそうです。美浜町の隣、武豊町には古くから浦島太郎伝説が語り継がれているそうですが、天女の羽衣伝説もあるようです。そんな思いとともに筆をめぐらせたかのような楽しそうに踊る可愛らしい天女が描かれています。 . . . 本文を読む