本作品を観てすぐに岡倉天心を彫刻した平櫛田中の著名な作品「五浦釣人」と同型と気づきます。これはある意味で美術的には常識です。出品時は「唐人像」となっていましたが、まったく的外れですね。
. . . 本文を読む
幸野楳嶺と言えば自身の画技よりもまず、竹内栖鳳や都路華香らを指導したという指導者としての一面が注目されていますが、京都画壇に代表される線描の美しさや空間の使い方、気品のある画面構成を創り上げた功績は大きいと言えましょう。
. . . 本文を読む
4連休の休日は息子の科学実験体験、ブルーベリー収穫などのほかに小生は展示室の棚製作の打ち合わせ、蒐集作品の整理と追われましたが、一番の難関は家の掃除と息子のあ「遊ぼ~!」の要望から逃げ回ること・・。それでもつかまり公園に行ったり、息子と遊びに興じています。
下の写真は小生はジグソーパズルにはまり、息子がレゴに夢中の二人です。
小生の蒐集対象の画家のひとりである寺崎廣業は生涯を通じて多作であ . . . 本文を読む
いい作品は手元に置いて眺めないと残念ながら作品の良さは実感できないでしょう。作品は自分の資金で、自分の判断で買い、所蔵するものです。美術館や博物館のガラス越しの鑑賞、ましてや画集などの写真ではある一定居以上の勉強にはなりません。 . . . 本文を読む
いずれにしても誰もがどこかで目にしている柿右衛門様式・・・、近代では工房作品と本人作で評価が全く違い、高値のものもありましたが、徐々に日常の世界に舞い降りてくる作品群だと思っています。
. . . 本文を読む
とにもかくにも気に入った作品は無理してもその場で思い切って購入することが大切です。これが贋作であっても長い目でみれば、いい勉強になるものです。本作品の入手は当方にとっては思い切った決断でした。
. . . 本文を読む