中国では向かい合う一対の鯉は「相思相愛」の象徴であり、結婚式の贈り物などでも欠かせないアイテムです。鯉はたくさん子供を産む、ということから、子孫繁栄や子宝に恵まれるように、との願いも込められています。『水を得た魚のよう』という例えは新婚夫婦の幸せな生活の様子を表したとされます。 . . . 本文を読む
絵の所蔵とは手元に所蔵して、蒐集を育てて楽しむもの、北斎、若冲、芦雪、蕭白のような一般には入手の困難な著名は画家に夢中になるのはあくまでも鑑賞・・・。絶滅危惧種のクマガイソウも同じかな? これはある意味かなりの贅沢です。
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戦国武将が好んだ天下一の文字を入れるようにと中国へ日本から発注生産した作品です。秀吉の死後、裕福な商人が大陸へ発注した呉須赤絵の作品の中で「天下一」と分類される作品です。その後に徳川幕府は「天下一」の使用を禁止したそうですから、1600年代の一時期に存在した作品で、その後には見込み中央の「天下一」の文字を消したり、無くしたりした作品が混在します。
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掛け軸は美術館の展示のようにガラス越しで鑑賞するものではありません。自然の採光にて時として影のある中で、時としてはろうそくの明かりで鑑賞するものです。その光と影の中で掛け軸は一層、魅力的な美を発します。そのような鑑賞するためには自分で所蔵するしかありませんね。
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