柿右衛門手系統の色絵の象の置物は古くから日本で数多く作られ、さらに日本を模倣した欧州でも数多く作られていたようです。よってなかなか柿右衛門手の由緒ある象の作品というのは入手できないもののようです。氏素性の解らぬ作品 色絵唐草花文象置物誂箱最大幅320*奥行170*高さ360当方は陶磁器にはあまり詳しくないで、「氏素性の解らぬ作品」と称する作品が多くなり、蘊蓄のあるコメントを頂くことがありますが、あ . . . 本文を読む
男の隠れ家の寝室には母の生存中から木下孝則の作品が飾られています。父か祖父が銀座の日動画廊から入手したらしい作品ですが、一時期転勤族であった小生が母から譲り受けて所蔵していました。郷里に自宅を新築した際から母の寝室に飾っています。このような縁もあって当方では木下孝則の作品を蒐集するようになったのですが、飾るところが限らてきた東京の自宅から少しずつ郷里の男の隠れ家にも飾られるようになっています。本日 . . . 本文を読む
本日紹介する作品は「ミコノス島の娘」という題名の作品で、平野遼画によるものですが、展示室に南京赤絵の鉢と一緒に飾っています。ミコノス島の娘 平野遼画着色額装 タトウ+黄袋F0号 額サイズ:横280*縦320 画サイズ:横139*縦179前から気になっていた画家の一人、平野遼・・。人気があるようで、なかなか当方の懐具合と一致せず、ようやく0号の作品ですが入手できましたので紹介します。平野遼の略歴は下 . . . 本文を読む
ときおり飾ってある作品を随所で見かけるこのある小林和作の風景画の作品。いつかはひと作品は欲しいと思っていたのですが、このたび海を描いた横長の気に入った作品がありましたので入手しました。海 小林和作画着色額装 タトウ+誂黄袋M12号 額サイズ:横785*縦515 画サイズ:横600*縦335細かく素早いタッチで原色を並置し、透明感にあふれた明るい風景画を特徴とする作品を数多く描いたようです。意外にあ . . . 本文を読む
本日は片山楊谷が描いた虎と人物の組み合わせの作品の紹介です。虎の作品で有名な片山楊谷の作品ですが、虎以外を描いた作品の評価は残念ながら低いようです。それでもかなりの腕前の画家とされていますので、その点では再評価されていいと思います。虎と仙人図 片山楊谷筆絹本水墨着色軸装 軸先骨 合箱全体サイズ:縦2093*横710 画サイズ:縦1215*横526 本作品の題材には虎と人物であり、虎を連れた仙人に「 . . . 本文を読む
当方であまり縁のないのが酒器という作品群・・・。茶事でも重宝され、李朝や黄瀬戸、古唐津といったところが蒐集する者にとっては垂涎の酒器なのでしょうが、当方は普段は酒を嗜まないため、酒器は蒐集の対象とはしていません。それでもたまに入手することもありますが、逆に李朝や黄瀬戸、古唐津といったところはあまりにも当たり前すぎて、無理をしてまでは購入していません。最近入手した下記の作品は阿蘭陀焼風の酒器のようで . . . 本文を読む
当方は素人ですので、本ブログにおいては真作か否かの信頼度が希薄ですので、この点をご理解いただいているとの前提での投稿となっています。それでもときおり一般に認められている現在唯一の鑑定機関である東京美術倶楽部の鑑定証のある作品を投稿しています。本日はその鑑定証のある作品の紹介です。鳩 奥村土牛筆 その3水墨着色紙本軸装 軸先象牙 太巻二重箱共箱東京美術倶楽部鑑定書在中:令和5年4月9日 鑑定NO02 . . . 本文を読む
先週末は畑で芋掘り・・・。今年は出来が良く大豊作となりましたが、ともかく暑い・・。当方は掘り出すし、息子は回収・・・。家族一同はバテバテの週末となりました。野菜が高騰するご時世ですが、我が家は自然の産物に恵まれているようです。当然次の日はカレーライス・・。芋の仕分けのために車庫使用のため、乗用車はしばらく野ざらしになります。洗車は当方の担当ですので、また暑い中での作業が増えたようです。さて本日の作 . . . 本文を読む
男の隠れ家にあった額。小色紙用の額は洒落た額はなかなかあるようでないものです。額に入れて飾ってあるのは都路華香の作品です。寿老人 都路華香筆絹本着色小色紙額装 色紙タトウ画サイズ:210*180現存した額は上部の飾り紐しかありませんでしたので、神田の草土舎に依頼して上の飾り紐も交換して、上下の飾り紐を誂えました。台紙が金箔で縁が漆塗の木製の丸額ですが、今ではもはや造作っていないでしょうね。さて本日 . . . 本文を読む
何やら増えきた当方の平櫛田中、平野富山らの極彩色の彫刻を展示するにはガラスケースに入れておく必要があるのですが、日光や照明の光は禁物なのでカバーを付けることになります。義母に頼んで不要になった和服の生地でその都度、作ってもらっていましたが、その半数が完成しました。仏像などが多いので渋みのある生地を選択しました。ミリ単位での仕事になるのでなかなかはかどらないようです。早速、圓鍔勝三の作品のガラスケー . . . 本文を読む
郷里に帰省した際には、お馴染みの骨董店のご主人がいつも数点の作品を用意してくれていますが、今回は数点の作品を購入してきましたので、その中から平福百穂の作品を紹介いたします。寒月二鴛鴦 平福百穂筆 その117角館町立角館美術館出陳栞同封 絖本水墨一部淡彩軸装 軸先骨 合箱 全体サイズ:縦2032*横478 画サイズ:縦1140*横353 この作品は「絖本」に描かれています。「絖本」とは 書画用の絖( . . . 本文を読む
久方ぶりに松林桂月の作品の紹介です。*以前に紹介した「富嶽」(上記写真中央)と一緒に本日紹介する作品(上記写真左)を飾ってみました。ちなみに右奥は奥村土牛の作品です。忘れ去られた画家 水墨山水図 松林桂月筆絹本水墨軸装 軸先象牙 共箱二重箱 三越シール貼全体サイズ・縦1380*横650 画サイズ:縦440*横510あらためて松林桂月の画歴は下記のとおりです。******************** . . . 本文を読む
本日紹介するのは、置き式の昭和の頃の色紙額が面白いので入手した作品です。額に収められている作品の真偽は正直なところ解りません。氏素性の解らぬ作品鏡(娘12か月のうち11月) 色紙 伝中原淳一画 その2紙本着色 色紙 タトウ置式額サイズ:縦350*横320 画サイズ:縦270*横240色紙の作品は「娘12か月」というシリーズの作品のひとつ(下記写真)のようです。昭和14年~15年にかけて制作された中 . . . 本文を読む
前回の帰省時に郷里にある馴染みの骨董店で気になっていた作品です。購入を保留していた作品ですが、帰省に際して思い切って入手した作品の紹介です。春光 福田豊四郎筆 その165 絹本水墨着色軸装 軸先骨 共箱二重箱(高島屋シール)全体サイズ:縦2232*横564 画サイズ:縦1252*横422 天地の天の部分に少しシミがありますが、まだ天地交換するほどでもないでしょう。福田豊四郎が昭和20年前後に描いた . . . 本文を読む
面白い藤田嗣治の作品らしきもの? を入手したので紹介します。友人が作ってくれた照明器具カバーのある階段室に飾ってみました。秋田美人? (後ろ姿の)裸婦 伝藤田嗣治筆 その10平野政吉印有 絹本水墨額装 誂:布タトウ+黄袋P8号程度 額サイズ:縦660*横510 作品サイズ:縦430*横330藤田嗣治の後ろ姿の裸婦・・・、珍しいですね。写真では分かりにくいですが、絹本に描いており、輪郭は鉛筆? 他は . . . 本文を読む