本作品の製作時期は不明ですが、願わくば江戸後期くらいはあって欲しいものです。 . . . 本文を読む
その主成分サンタロールには、殺菌作用、利尿作用の薬効成分があると言われ、薬用にも広く利用され、また気分の薬として胸のつかえをとり、爽快感を与え、精神的なストレスや不安症などをやわらげます。インドの伝統的医学アーユルヴェーダでは、心身全体を冷まして鎮める作用があるとされ、循環器・消化器・呼吸器・神経系すべてに作用を及ぼすと考えられているそうです。
. . . 本文を読む
「山田常嘉」は著名な江戸中期の蒔絵師です。稲葉通竜著『装剣奇賞』(1781)では、「常加」と書き山田姓の印籠師で江戸南塗師町に住んだ名工と伝えられています。本作品は幕末から明治にかけて日本の伝統技術を駆使して作られた作品です。
. . . 本文を読む
郷里の画家である平福穂庵の晩年の力作です。どなたからかの依頼で描いた作品のようですが、平福穂庵独特の荒々しさは影を潜め、優しい表情の馬が描かれています。このような色彩の作品は初期の四条派の影響の色濃い時期と晩年の作品に多いようです。 . . . 本文を読む
三岸好太郎・節子の夫妻の作品はともに油彩画ファンからは垂涎の作品でしょう。当方も欲しいのですが、高値でありそう簡単には入手できません。このたび三岸節子らしき怪しげな作品を1000円で入手しましたので、その作品を基に三岸節子の画歴を辿ってみました。
. . . 本文を読む