瀧見（観瀑）観世音像図 天野方壷筆 その５

著名な画家の作品を蒐集するのもいいのですが、名が埋もれかけた画家の作品の蒐集も愉しいと感じさせてくれる画家のひとりですね。 . . . 本文を読む

紅旗閃爍 小堀宗明筆 その２

一見何でもない（こうきせんじゃく）ように見えながら、脚実地にこれを手に入れるとなると、容易ならざるものがある。」とはすべての教えに通じるものがあります。それに比して人生はあまりにも短い。日々精進すべし！ . . . 本文を読む

和漢諸名家筆蹟縮図 寺崎廣業筆 第三巻

寺崎廣業のベースとなったのはやはり古画の模写による修練でした。自宅が火災に遭い、古画の粉本がすべて焼失したと言われていますがこれだけの粉本が残っていたのは新発見です。寺崎廣業は天賦の才能というより努力によって開花した画家であり、繰り返しになりますが本作品は寺崎廣業を調査する上で必須の作品として評価されるでしょう。 . . . 本文を読む

大日本魚類画集 NO57 マハゼ図 大野麥風画

浮世絵版画から脈々と続いている日本の版画技術のすばらしさを伝える作品のひとつです。 . . . 本文を読む

リメイク 鬼念佛図 和田三造筆 その１

絵を観て何が描かれて、その絵は何を意味するか？　絵の鑑賞の基本ですが、最近の人は知ろうとしないし考えもしない・・・。 . . . 本文を読む

磁州窯 白磁鉄絵褐彩人物・兎文壺

きに学ぶとはこのことか・・。まじめにこつこつとやってきた者の熟練さに敵う者はいない。この基本を忘れた者のなんと多いことか。 . . . 本文を読む

文殊図 寺崎廣業筆 明治３６年（１９０３年）頃

本ブログで紹介している寺崎廣業が修行時代に描いた粉本の縮図の「和漢諸名家筆蹟縮図」の第一巻に文殊が描かれた作品があります。 . . . 本文を読む

母の遺品 信楽肩衝茶入 上田直方作

母が大切にしていた茶入。小生もいくつか母に茶入をあげたのですが、この茶入が一番のお気に入りだったようです。 . . . 本文を読む

江南春 中林竹渓筆 その８

竹渓晩年の山水画は、明治・大正期に煎茶席の掛軸としてよく好まれ、またそれ以上に身近な草花や動物、風景などを描く風景物画は、手頃な床掛けとして広く愛好されたようです。 . . . 本文を読む

大日本魚類画集 NO59 メバル図 大野麥風画

さて７２種類もあるという版画のまだ３作品目。先は遠い・・・・。 . . . 本文を読む

観音 澤田政廣作

昨年は不幸が続いたので観音の像を見ると食指が動きます。 . . . 本文を読む

神使 その２ 渡辺省亭筆 その２３

本日は渡辺省亭の同図の作品で大きさの違う作品を入手しましたので紹介します。 . . . 本文を読む

漁家早梅図 平福穂庵筆 明治１６年（1883年）頃 その２２

蒐集はひと休みして勉強・整理の時期に入っています。まず最初に整理したのが平福穂庵の調べものです。ようやく描かれた時期などが特定できる資料が揃ってきました。整理してみると贋作だと思っていた作品が意外に真作である可能性が高いのには正直驚いています。 . . . 本文を読む

柿釉蓋物 バーナード・リーチ作

鉄分の多い柿釉はよくバーナードリーチや浜田庄司が使う釉薬ですね。 . . . 本文を読む

群鮎之図 小泉檀山筆 その３

小泉斐（あやる）の作品の特徴には下記のものが挙げらます。 ・鮎が一匹だけ跳ねている ・上ひれが大きく一匹だけ描かれる ・色彩が直接書き込まれ、ひれに色が二重に書き込まれる . . . 本文を読む