元はバラモン教の神でしたが、後に仏教に取り入れられたようです。正しくは月天子で、月天はその略称。月宮天子、名明天子、宝吉祥との異名もあり、月やその光明を神格化した神で、勢至菩薩の変化身ともされます。
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古伊万里には抹茶用の茶碗はない、向いていない、というのが一般的な考え方。小生も恐らくそうだろうと思っています。磁器の器は基本的に茶席には向いていませんが、本作品を購入した理由は茶碗というより食器に使えるかなという思いからです。少し小さめのどんぶりとか・・。
古伊万里 色絵兎唐草文茶碗
誂箱
口径126*高さ82*高台径
磁器の器が茶席に向いていないのはその熱伝導率ですね。熱が逃げやすいので . . . 本文を読む
ローマングラスのキラキラの部分、つまり銀化した部分についてですが、これはガラスが土や砂の中に長い間埋もれていた場合に発生します。ガラスの成分が周りの土に含まれる鉄や銅、マグネシウムの成分と化学変化を起こすのですが、漢などの緑釉の銀化に似ていますね。
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何気なく気に入ったのでネットオークションで落札した作品です。(古?)瀬戸と思われる鉄釉の蝋燭徳利ですが、2000円くらいだったと思いますが、手付きのものは珍しいし、なによりも景色がいいので購入しました。
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古い御園座の緞帳は3つありますが、その一つには杉本健吉の絵を原画にした「天人奏楽」があります。昭和38年の柿葺落興行の番付には杉本健吉の天女の表紙が付いていました。現在の新たな「御園座」については当方の仕事で関わりましたが、名古屋出身の杉本健吉とは親交があったと推測されますます。ただその詳細は不明であり、後学とさせていただきます。
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本日の作品は赤絵の見事な絵付けに感銘し、入手した作品ですが、どうも「八郎手」というもののようです。「八郎手」は再興九谷に窯である宮本屋窯の作品で、その名の由来は宮本屋窯の画工であった飯田屋八郎右衛門の名にちなんだもののとされています。 . . . 本文を読む