手掛けていた「男の隠れ家(その4) 改修工事」は、なんとか年内に外部仕上げがほぼ完了しました。改修前の全景(下記写真)と比較するとすっかりきれいになりました。積雪で痛んでいた屋根は再塗装し、外壁は既存に新規の壁材を張り付けました。すべての設備配管を外壁には現わさずに収めています。壁材のデザインは横のストライプとしましたが、この設備配管の隠ぺいと横のストライプはあるようでないデザインかもしれません。 . . . 本文を読む
本日から郷里に帰省のため本ブログの今年の投稿は本日にて終了です。本年中は当方の拙いブログを拝読して頂いた皆さんに感謝申し上げます。来年は1月4日頃から開始予定ですので、来年もよろしくお願い致します。本日紹介する作品は郷里出身の画家の寺崎廣業が若い頃に描いた作品で、明治26年に描かれた作品のようです。共箱とされる箱書は20年後で、大正2年に記されたものであり、資料的にも非常に貴重な作品となります。月 . . . 本文を読む
昨日はささやかな我が家のクリスマス・・。断線していた庭のイルミネーションを修復・・・・。息子はサンタさんにイラスト入りのお手紙を書いていましたが、なんと気が早く「来年もよろしくお願いします。」だと・・・。さて本日の作品紹介は大橋翠石の作品です。大橋翠石の作品では若い頃の明治期の作品が残存数が少ないようですが、逆に贋作が多いのはこの明治期の作のようです。大正期以降の作品は技量において円熟度を増し、簡 . . . 本文を読む
本日は、本ブログで紹介したことのある陶芸家の加藤土師萌や富本憲吉に師事したことのある藤本能道の茶碗を初めて紹介致します。赤絵茶碗 藤本能道作共箱 口径136*高さ73本作品は繊細な絵付けの藤本能道の赤絵の作品とは趣が違いますが、藤本能道の茶碗には趣を醸し出すためにこのような色調の作品が多いようです。藤本能道の陶歴は下記のとおりです。*******************************藤本 . . . 本文を読む
ありそうでまずないのが古伊万里系統のお茶碗・・。お気に入りの作品 稀有な作品 藍九谷(前期伊万里) 葡萄ニ栗鼠図平茶碗誂箱口径132~133*高台径44*高さ50さて藍九谷とはそもそも伊万里で作られた物です。図柄・作風が古九谷の雰囲気に似ている為に、数十年前に藍九谷という名がついたようです。(ただし古九谷伊万里説というものもあります。)現在は藍九谷と言う言葉も通用しますが、誤解のないように前期伊万 . . . 本文を読む
明末赤絵としては漳州窯の大皿が思い浮かびますが、果たして本日紹介するような茶入は存在するかどうか・・。お気に入りの作品 稀有な作品 明末漳州窯?呉須赤絵 茶入銘「双葉」 黒柿合箱 仕覆付外口径39~40*胴径83*高台外径52*高さ73民窯の力強さや胎土と釉薬の相性の悪さなどの明末の相性の悪さは備えている作品です。象牙ではない?ような骨の蓋は口縁の歪みにうまく合わせて作っています。虫喰いはありませ . . . 本文を読む
棟方志功の作品は素人では真贋の判断はまず無理のなのでしょう。当方では実家に戦中、戦後に棟方志功が訪ねてきたこともあり、数点の作品を所蔵していました。「二菩薩釈迦十大弟子」も所蔵していたようですが、すべて今は手放しています。そのような縁から少し興味があって良さそうな作品に食指をのばしていますが、どうも失敗ばかりなようです。今回もそのような作品の紹介です。*上記写真左の襖絵は真作と現在は判断しています . . . 本文を読む
多くの画家が「瀑布」を題材として絵を描いていますが、江戸期の作品で「瀑布図」とし最も著名なのが下記の作品ですね。参考作品青楓瀑布図円山応挙 画 皆川淇園 賛紙本著色 縦:1780*横919 天明7年 1787年『サントリー美術館プレミアム・セレクション 新たなる美を求めて』より*********************************この作品の説明文より:人の背丈 . . . 本文を読む
最近は原精一のちょっと小さめの作品を展示室に展示しています。各作品には無い場合にはタトウを黄袋を誂えておきます。タトウと黄袋は作品を額装の作品を取り扱う上で必需品ですね。これが備えないで作品を取り扱うのは蒐集者としては失格です。今回紹介するのは中央に飾れらた作品です。黄衣の女 原精一画 その9右下サインとキャンパス裏に題名とサイン有 油彩額装 誂タトウ+黄袋F2号 額サイズ 縦405*横355 画 . . . 本文を読む
当方にていつのまにか徐々に増えてきた伊東深水の作品ですが、本日は「その13」の作品の紹介です。黒髪 伊藤深水筆 その13紙本水彩額装 浜田台児鑑定箱書板同封 タトウ+黄袋F10号程度 全体サイズ:横745*縦700 画サイズ:横518*縦472僅かな太い輪郭線の特徴から昭和30年頃の作でしょうか? 60歳前後の晩年に近い時期の作品となります。ピカソやマティスなど近代の西洋絵画の影響を受けている頃・ . . . 本文を読む
人気のある近代版画というと川瀬巴水、吉田博、そして斎藤清の名が浮かびます。別格としては恩地孝四郎・・。さて当方が仙台に在住していた頃、国分町近くのスナックでその店のオーナーが蒐集していた斎藤清の版画・・、店はとうに閉店しており、その店に飾ってあった斎藤清の大きめの見事な作品らは今はどうしているのであろうか? ちょっと気になります。*展示室には平櫛田中、長谷川利行、古染付、古伊万里、伊東深水らの作品 . . . 本文を読む
最近、風呂場にあった結構大きな固形石鹸を何者かが盗んで?いったり、庭にいくつもの掘った跡が散在したりしていて、なにか小動物が我が家に潜んでいるらしい。最初の兆候は風呂場にあった固形石鹸をかじった跡があり、脱衣所に移動していました。元に戻してみたところ、今度はまたしても盗難?に遭い、勝手口の縁の下にありました。今年になって鼠を2匹退治しており、一匹は小生が格闘の末、踏みつぶして退治。もう一匹は薬で処 . . . 本文を読む
漆器は「JAPAN」と外国から呼称されるように日本古来の伝統工芸として大いに評価されていますが、現代の作品では漆の栽培が難しく、中国産の漆が99%使用される点、蒔絵の絵付けが稚拙になったことなど質の低下が著しいものです。一部の漆器作家や職人がなんとか漆器を支えていますが、本日はそのような作品の紹介です。根来椀 増村益城作河北倫明宛書状添付 高台内サイン 共箱共布胴径160*高台径*高さ240造ら得 . . . 本文を読む
同郷にちなんだ画家の作品を蒐集していますが、最近はなかなかいい作品の入手が難しくなっています。日本画では寺崎廣業、平福父子、福田豊四郎、蓑虫山人、倉田松濤、洋画では伊勢正義などですが、インターネットオークションや有力なオークション、地元の骨董店でさえもいい作品の数が少なくなりました。人気のないせいか、市場に作品数が少なくなっているのかは分かりませんが、各々150を超える作品数を蒐集したので、「そろ . . . 本文を読む
新たな男の隠れ家の外壁改修工事ですが、当方にはこだわりがあって、一切の設備配管を外壁に出さないという点です。例えばクラーの冷媒配管、樋などです。電気の引き込みも外で電柱で受けて埋設で引き込みます。改修前は一時側の電気メーターが駐車場にありましたが、電波で使用料金管理などのため、シャッター付きの車庫では外に出すようになります。さらに一次側までは電力側の規定で高さ2.5m以上、落雪の恐れのないところと . . . 本文を読む