今年の9月の連休は天候に恵まれませんでした。日曜日には久方ぶりの青空でしたので、家の換気・・。本日紹介するのは木下孝則の作品ですが、木下孝則の作品は最近、縁があって立て続けに入手できました。木下孝則の作品は女性をモチーフとしたものが多いようですが、それもコスチュームの作品が多かったとされています。本日の作品のように裸婦を描いた作品は結構あるようなイメージでしたが、市場では意外にもあまり見受けられま . . . 本文を読む
今年の5月に帰郷した際に3点まとめて福田豊四郎の作品を骨董店より購入しましたが、本日紹介する作品はそのうちの1点です。軸装の作品ですが、共箱のない作品ですので額装にしようと思い購入しました。すでに福田豊四郎の所蔵作品は130作品を超えており、その多くが掛け軸ですが、どうしても飾るには額装のほうが飾る場所が多くなるからもあります。*下記の写真は後日、額装に改装した写真です。山河(仮題) 福田豊四郎筆 . . . 本文を読む
金城次郎の皿は口径40センチを超える作品に見るべきものがあるとするなら、壺は高さ30センチを超えないと・・・。ところがサイズの問題であるが、意外にこのサイズを超える作品は少ないと思います。壺屋焼 刷毛目白化粧地呉須線彫魚海老文大壺 金城次郎作 (壺 その1)誂箱口径92*最大胴径198*高台径118*高さ290金城次郎は戦後、壷屋に自分の工房を作りましたが、窯は共同窯でした。沖縄が本土復帰した72 . . . 本文を読む
古九谷の大皿と言えば陶磁器ファンには垂涎の的、ゆえに模倣作品が多く、それが「古九谷」と称して市場に出回るから陶磁器ファンには手に負えなくなる・・。青手には吉田屋窯などの再興九谷があって悪意はないのですが、明治以降から現代まで模倣作品が多々あり、色絵(五彩)も同様のようです。本日は「倣古九谷色絵(五彩手)鳥文大皿」という作品を紹介しますが、この程度の作品が「古九谷」と称しているから始末に悪い・・・・ . . . 本文を読む
今年の9月の最初の連休は河口湖まで一泊の旅行。湖畔の山の頂上までロープウエイで行きましたが台風が近づいていたせいで目当ての富士山は御覧の通り。富士越えの龍、狩野探幽、谷文晁、葛飾北斎の世界かな?それでも皆、それなりに愉しんだようです。息子は温泉、クラフトコーナーなど愉しかったようです。さて、本日は福田豊四郎の作品紹介です。福田豊四郎の故郷は秋田県の小坂町ですが、秋田犬の故郷である大館市に隣接してい . . . 本文を読む
エアコンからの漏水で天井が落下した食堂と居間は目下材料の手配中・・。今回の天井の張替えのついでに廊下周りのクロスの天井も古びてきたので張替えする手配をしました。まずは既存の天井を剥がして下地直しからです。新たな下地を付け直して木の天井を貼ります。割付の面倒なところは当方の指示にて・・・。新築してから30年以上経過し、修繕すべきところは修繕し始めています。男の隠れ家も同様なので、費用の目途がが付いて . . . 本文を読む
補修を依頼して一年経ってようやく修理完了した平櫛田中作の「福聚大黒天尊像(その6 中)」が届きました。依頼先は京都の人形店、丁寧な仕事ですが時間がかかる・・・。福聚大黒天尊像 平櫛田中作 昭和42年作 その6(中)昭和42年(1967年) 96歳作 共箱二重箱作品サイズ:高さ180*横幅150*台座最大径176「福聚大黒天尊像 平櫛田中作」の作品は贋作も多いのですが、共箱のない真作もあります。数多 . . . 本文を読む
金城次郎の碗類のリメイク投稿の2回目です。当方で蒐集した金城次郎の碗類7作品のうちの残り4作品です。家内が押し入れから見つけ出してきた和紙。今まで鳩居堂で和紙を買い足していましたが、今回から使い古しの和紙を使って作品を整理しています。金城次郎の作品は搔銘のないもの、当然共箱ではないものにいい作品があると述べてきましたが、今回もそのような作品の紹介です。特に下記の作品は銘のない作品です。白刷目魚紋茶 . . . 本文を読む
古伊万里の作品は気楽に使えて、かつセンスの良い作品を揃えたいものです。いかにも「高価だぞ!」という感じは似つかわしくない食器群の作品です。ただ種類が多いゆえに古伊万里ほどその蒐集する者のセンスが問われる作品はないのではないかと思います。なるべくセンスの良いものを・・と当方も心がけて蒐集している古伊万里の作品を本日は2点の紹介してみます。古伊万里の作品群に薄瑠璃釉という作品群があるのをご存じでしょう . . . 本文を読む
近所から頂いたメダカ・・。外敵に襲われたりしていったんは15匹ほどまで減少したのですが、遺していた卵から孵化して150匹ほどに増えて、さらにその卵からどんどん孵化しています。下記のような密度の水槽がすでに4水槽になっています。さらに増殖中・・・。増えすぎもこまったもので、当方の蒐集品みたいなもの。ほどほどというのをわきまえないといけませんね。さて本日は平福百穂の作品の紹介です。平福百穂の真作は本当 . . . 本文を読む
夕刻なって家内が「あ! 忘れた!!」と言いながら剪定はさみを持って出かけていきました。少ししたらススキを手に持ちながら戻ってきました。畑からの採取? そう、この夜は中秋の名月・・、重陽の節句、そして中秋の月・・。家内は台所にあって一升瓶の空き瓶にススキを活けて飾り付け・・、いくらなんでも一升瓶はないだろう・・・。ともかく縁側で恒例の月見と相成りました。その日の夜は寝室のベットからも月を眺めながら熟 . . . 本文を読む
さて当方の郷里の画家である伊藤弥太という画家が師事していたのが岸田劉生でした。贋作考 水仙 岸田劉生筆 大正14年 その2絹本着色額装 黄袋+タトウ全体サイズ:縦414*横441 画サイズ:縦240*横270岸田劉生は「麗子像」「道路と土手と塀(切通之写生)」 などの油彩の画家として有名ですが、実は数多くの日本画を遺しています。昭和4年に38歳の若さで亡くなりましたが、その早すぎた晩年には、墨画 . . . 本文を読む
金城次郎の色紙絵を入手したことで、魚と海老の文様の作品を収納スペースから取り出してあらためて並べて見ているうちに、金城次郎の作品の再整理をし始めました。まずは茶碗から・・。マカイなどの雑器以外では6つの茶碗の作品を当方では蒐集しています。本日はマカイを入れて7作品ある金城次郎の碗の作品から2回に分けて投稿しますので、本日は最初の3作品を紹介します。すべて本ブログにてなんらかの記事で投稿されている作 . . . 本文を読む
5月の連休の帰郷に際して久方ぶりに扱った漆器・・。自宅にあった漆器も保存状態を再確認・・・。真塗茶会席膳 五客揃(三十人揃いの内)杉箱 幅360*奥行360*高さ40 杉箱入この真塗の脚のない膳は古くから実家にあったもので五客揃いずつ箱の納められて全部で30客あるようです。箱のシールには日本橋室町木屋からの購入した作品と解かります。郷里から15客持ってきており、こちらで使っています。風呂敷に包んで . . . 本文を読む
本日は篁牛人の大きな作品の紹介で、衝立になっている作品です。画風からは戦後まもなく渇筆の作品を描き始めた頃の作と推定されます。太公望図衝立 篁牛人筆紙本水墨衝立 衝立サイズ:幅1197*奥行422*高さ1193 画サイズ:横918*縦845篁牛人が生まれ、活動した富山市からの入手です。大きな作品で見ごたえのある立派な衝立ですね。ほとんど傷などの痛みはありませんし、作品にもヤケなどもありません。描い . . . 本文を読む