薊 堂本印象筆 その２（整理番号）

「心を表現するために形象を借りて自然物なり対象物なりの姿を通して筆者がその精神を伝えるのであります。」という堂本印象の表現通りです。この言葉を知らなければ堂本印象の作品の鑑賞の入り口にはたどりつけないのでしょう。 . . . 本文を読む

貧乏神と称される画家 山水画 高久靄崖筆 その１

常に生活に窮していたために「貧乏神」と称せられて、この画家の作品を床に飾るのを痛がる人もいます。 . . . 本文を読む

暁海 奥村厚一筆 その１０(真作整理ＮＯ）

奥村厚一は「絵は方便みたいなもので、いつも野山を巡り、自然にただ身をよせていたかっただけ」と言っていたそうです。 . . . 本文を読む

再登場 美人図 中村貞以筆 その１（真作整理ＮＯ）

身体的なこれほどのハンデを負いながら、これほどの作品を遺した画家は他に類を見ない。こういう画家をなぜもっと評価しないのだろうか？ . . . 本文を読む

木彫極彩色 親王雛 市川鉄琅作 その３

茶室裏の展示室に飾りました。何事も仲良く丸くおさめる・・。 . . . 本文を読む

寛政壬子 浅絳山水図 その３ 天地一如之図 伝釧雲泉筆

寛政年間のいわゆる「若書き」の頃の釧雲泉の作品は評価が高く、その分贋作が多くあるようです。当方も一時期混乱しており、未だに正確な分類ができかねています。 . . . 本文を読む

忘れ去られた画家 仮題 曽根崎心中（おはつ・徳兵衛） 増原宗一筆

「大正ロマンを伝える幻の画家」と称される画家の作品です。 . . . 本文を読む

水村帰農図 伝竹内栖鳳筆

水墨画を理解する上で竹内栖鳳を抜きでは語れません。写生を少ない筆致で表現する技法は高い精神性に裏付けられたものです。その省略化された技法着色された作品までおよび賛否を呼び起こしましたが、現在では高く評価されています。 . . . 本文を読む

忘れ去られた画家 雪景山水図 川端玉章筆

美術学校の同僚だった橋本雅邦と並び評された画家であり、1890年（明治23年）岡倉覚三（天心）によって東京美術学校に円山派の教師として迎えられ、1912年（大正元年）まで22年間主に写生を受け持ったという実績からも明治、大正、昭和初めには高く評価されていた画家の一人であったと推察されます。 . . . 本文を読む

遊び心 黄瀬戸釉彫文茶碗 伝バーナード・リーチ作 茶碗 その４

大した原稿でもないのですが、たいした時間もなくまとめています。本日も「遊び心」？？　そう息子との「遊び心」・・・？？ . . . 本文を読む

改装完了作品 中村左洲 ＆ 蟷螂 小絲源太郎筆

骨董は思い出とともに遺るのが理想的ですね。そういう思い出を作る努力をしないと骨董は没後に皆処分される・・・。 . . . 本文を読む

遊び心 白化粧地呉須魚海老文茶碗 伝金城次郎作 茶碗 その５

金城次郎は光沢を嫌い、釉薬の流れを防ぐことを目指してガス窯化になる予定の壺屋から薪で焼成できる読谷村へ移窯しました。 . . . 本文を読む

遊び心 灰釉鉄絵茶碗 伝バーナード・リーチ作 茶碗 その３

この作品もなんど評価を見直すか楽しみです。ものづくりには「朝令暮改」は必須ですから・・。 . . . 本文を読む

スケッチ(複製） 農婦 福田豊四郎筆

昭和１３年から翌年にかけ、陸軍従軍画家として中支・北支を巡歴し、翌１４年１月帰国していますので、戦地から帰還してからすぐに描いた作品。 . . . 本文を読む

遊鯉図 伝黒田稲皐筆 その２

黒田稲皐は特に鯉の絵にすぐれ、「鯉の稲皐」と呼ばれていました。 . . . 本文を読む