飛び石連休の初日はスケートがしたいと息子が言い出してスケート場へ・・。息子はスキーの次はスケートと言い出したのが始まりで今回で3回目、小生は生涯で今回が5回目程度かな。互いに今回は転倒せずにすんだ。本日紹介する作品は我が郷里の画家、平福百穂の作品2点です。平福百穂もまた真贋の判断が難しい画家のひとりです。精巧な手彩色による工芸品も多々あり、さらに紛らわしいのはその箱書に所定鑑定人の平福一郎の署名が . . . 本文を読む
本日はお膳の作品ですが、今どきの人には使うこともなくなり、興味の薄い分野の作品かもしれませんね。休日につきご容赦を・・・。帰省に際して郷里にて整理していた漆器類に説明書を同封し、収納箱の外側に作品の写真を貼り付ける作業を進めています。そうしているうちに下記の作品(作者不詳としていた作品)の蓋裏に作者名が記されていることに気が付きました。というか写真を撮って調べることを忘れていたようです。この作品は . . . 本文を読む
当方の蒐集対象の画家野一人になっている柴田是真の作品をひさかたぶりに紹介します。晩年の作 黄初平図 柴田是真筆絹本水墨(漆)淡彩軸装 軸先鹿骨 富田幸次郎旧蔵? 庄司芳真鑑定箱入全体サイズ:縦1750*横475 画サイズ:縦385*横530 描かれている画題はご存じの「黄初平」です。本ブログでは寺崎廣業での作品紹介で3作品、さらには小杉放庵の作品で紹介しています。念のために「黄初平」については下記 . . . 本文を読む
本日は、当方で継続して蒐集している画家のひとりである「山元春挙」の若年の作とされる作品の紹介です。巌頭稚松図 山元春挙筆絹本水墨軸装 軸先象牙 合箱二重箱全体サイズ:横530*縦1925 画サイズ:横405*縦1095 本ブログでは繰り返しの記事とはなりますが、あらためて山元春挙の画歴は下記のとおりです。**********************************山元春挙(やまもと しゅん . . . 本文を読む
大皿や大鉢の作品は本ブログで幾つか紹介していますが、源内焼では地図皿にも口径が40センチを超える作品はなく、僅かに本ブログで紹介した下記の作品「三彩鳳凰文西湖図大皿」となんでも鑑定団に出品されていた「山水文大皿」くらいしかないでしょう。本ブログで紹介した下記の作品「三彩鳳凰文西湖図大皿」は下記の作品です。源内焼 三彩鳳凰文西湖図大皿五島美術館出版「源内焼」掲載:作品番号34・35「三彩鳳凰文西湖図 . . . 本文を読む
真作とは思えませんでしたが、猫ファン(息子)のいる我が家にはちょっといいかなと思って入手した作品です。面白き?贋作 胡猫 伝前田青邨筆絹本着色額装 タトウ+黄袋P10号 全体サイズ:縦590*横705 画サイズ:縦400*横515下記の説明にあるように前田青邨には大きさが違う、紙本の同図の作品が存在します。そうと知ってはいても、真贋に不安があると思っても、たいして財布が痛まない程度?なら面白い作 . . . 本文を読む
本日は、きらびやかな色彩と骨太な筆触でユーモラスで幻想的な画風を築いた画家と評される野間仁根の色紙に描いた水彩画の紹介です。実は野間仁根は画壇きっての釣り師としても有名です。鰈 野間仁根筆 その3水彩色紙 画サイズ:縦270*横240******************************野間仁根(のまひとね):(1901―79)洋画家。愛媛県生まれ。1919年(大正8)上京し、翌年川端画学校 . . . 本文を読む
先日の2月10日の雪・・、庭にも少し積もりました。息子は帰郷にて雪には慣れていると豪語していますが・・・。午後からは雨・・。息子はそれでも大はしゃぎで雨の中を公園に遊びに行きました。雪だるまも「雨にはまいったな~」という表情。裏の息子の友達の家では雪ダルマが傘をさしていました。息子らが作った雪ダルマは中学生らによって破壊され、息子はべそをかいて帰ってきました。いつもながら東京の雪は次の日には消えて . . . 本文を読む
先週末になると疲れからか夜は早めに親子共々ダウン・・・、お揃いの寝間着姿の寝姿を撮るママさんは足だけが写っています。本日の作品紹介ですが、徳岡神泉というと「神泉様式」とも呼ばれる独自の画風を確立し、戦後に飛躍した画家ですが、この作品の様式はそれ以前のものと思われます。小野竹喬にしても徳岡神泉にしてその最盛期の作風とその前の作風は全く違うものとなっていますね。鯉 その2 徳岡神泉筆紙本水墨淡彩軸装 . . . 本文を読む
息子のウサちゃんもお茶の稽古に参加したらしい。ウサちゃんのセーターは息子が編んだものです。さて俗に「赤富士」の絵画の作品は縁起物として好まれます。どうも赤い富士は滅多に見られないので、赤富士を観た人は、厄介から逃れたり、商売繁盛の願いが叶うといわれているようです。東から東南に赤いインテリアを置くと縁起がいい、仕事が忙しくなる、悪縁が切れるなどと言われ、室内に赤富士を飾る人が多いとか。ならば当方もと . . . 本文を読む
家内がお茶の稽古から帰宅した日の夕食後に家でお茶会。息子がお茶をたててくれました。思いの外、美味しかったですようです・・・。さて本日の作品紹介です。西山英雄は実力がある画家のようですが、知名度からは現在はそれほど高い評価を受けている画家ではないように思われます。ただフォービスムを思わせる力強い作風は人の心を惹きつけます。本日紹介するのは色紙の作品ですが、その片鱗が窺い知れる作品だと思います。柿 西 . . . 本文を読む
額の作品もちょっと増えてきて保管場所に困るようになってきました。とりあえず書斎の書類庫に棚を作ってあったのでそこに小さめの作品を保管することにしましたが、家内からそろそろ要らないものを処分したらと苦情が出始めています。本日の作品紹介です。郷土出身の洋画家である伊勢正義と画風が似ていること、子供の頃から飾っていた画家ということもあり、当方の蒐集対象の画家となりつつある木下孝則の作品ですが、本日で「そ . . . 本文を読む
今年も節分・・・、豆まきは息子の役目。撒くのはいいが、最終の片付けは小生。さて本日は本作品でおそらく3作品目となる中村貞以の作品紹介です。いままでは軸装の作品紹介でしたが、本日は額装の作品の紹介です。美人画 その2 中村貞以筆 その3絹本水墨着色額装 誂黄袋+タトウF12号 全体サイズ:縦755*横835 画サイズ:縦512*横593中村貞以の画歴は下記のとおりです。*************** . . . 本文を読む
郷里での年末には息子とスキー・・。小生は40年ぶりのスキーですが学生時代に夢中になっていたので意外に滑れましたが、家内と息子は生まれて初めてだってようで、へっぴり腰・・・。次の日の大晦日は体中が痛くて寝間着のままのんびりしていたら、母の菩提寺の奥さんが来訪にて大慌て・・。元旦には亡くなった家内の菩提寺を訪問。住職にお寺を案内していただき、なんと天皇陛下の御位牌まで拝むことに。神仏奨励になごりとか・ . . . 本文を読む
男の隠れ家の年末年始・・。郷里での初詣ついでに祖父が神社に寄贈した社も拝んできました。年始恒例の拝礼・・。さて「男の隠れ家」にて年末年始に漆器の片付けていたら、何種類かのたばこ盆が出てきました。「莨盆」は今では茶事以外ではすっかり使わなくなったし、茶事ですら出てこないのでは・・。たばこ盆 各種今では珍しい桑で作った煙草(莨、もしくは田葉粉)盆です。参対? 6客であったのでしょうか? 今では5客しか . . . 本文を読む