昨日は青山で会食・・。なかなか雰囲気の良いところで話が盛り上がり、なんだかんだで3時間。
一昨日は先週に引き続き仙台へ・・、今回は石巻と女川を視察です。ようやく復興が進み始めました。前の職場の同僚たちが温かく迎えてくれ、工事の進捗を熱い思いで語ってくれました。 . . . 本文を読む
本作品は疑わしい作品です。柴田是真のよる「鐘馗之図」は非常に人気があり、またできばえも素晴らしいものばかりです。それゆえ、贋作も多いし、模作も多い作品です。「このような中途半端な作品?を購入してはいけません。」と家内から叱られました。本日は失敗談・・。 . . . 本文を読む
骨董の整理中には痛みがひどいために改装する必要のある作品が出てまいります。軸類ではシミ、折れ、破れんどです。額装ではやはりシミ、剥離などです。そういう点では陶磁器のほうが扱いやすいという方もおられます。しかし何事にも手入れということが必要です。世の中には普遍ものなどなく常に変化に対応する努力が必要です。維持費が安いからと言ってそれに飛びつくと人間が努力することを忘れてしまいそうです。
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昨日深夜にバンコク、ジャカルタ、シンガポールの客先訪問と現地や工場視察を終えて帰国しました。海外で行き詰っているビジネスモデルの原因はほぼ理解できましたが、撤退も視野に入れて今後どうするかを判断しなくてはいけません。独立採算性の強い顧客の志向はグループ経営よりコストパフォーマンスに傾倒するのは国内外問わず同じです。顧客と親交を深める以外は収益構造をどうするかの議論が続いた出張でした。
さて本日は生まれ変わった掛け軸です。
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5月の連休前は全国行脚、連休に寒い秋田にて過ごし、暑めの東京、そして本日から東南アジア・・、どうも体が熱っぽい。体調管理に気をつけないといけません。
アベノミクスとやらで景気が上向きという風潮の中で生産設備が国内には帰属してこない企業が大半であり、まだまだ国内が景気浮揚とはいかないようです。中国も少子化であり、対日感情を考慮すると日本は東南アジアに生産拠点をもうけるという企業の基本方針はしばし変わらないようです。短い滞在期間ですが少しでも現地の様子をつかめたらと思います。
建設業の海外シフトはリスクがあり、少しずつ足場を固める必要性がありますが、まずは国内でのサバイバルに勝ち残る必要性があります。前々から記述するように一番のポイントは技術者不足をどう解消するかです。国内建設業の技術力はおそらく日本は世界でトップレベルですが、その評価は非常に低いものです。設計が社会的評価が高い割には日本の建設業の技術者は冷遇されてきています。高齢化などで技術者が現場から離れていく現状をどう克服するかが生き残りのポイントです。今の建設会社は現場力がかなり落ち込んでいますが、営業も現場もコストのたたき合いが無くなり、本当のコストでの技術者が対応する勝負の時代です。技術者の不足してる建設会社は生き残れないと思っています。
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藤井達吉は芸術についてこう述べています。「芸術作品は、作者の人間性、全人格が優劣を決めるのであって、技術ではない。」、「最後は『人格』に帰する。何をしてもこの『人格』の表現だ。」と表現しているように人格の大切さを唱えています。
そして、芸術を行なう理由として「より人間らしく生き、人間らしく生きるために芸術をおこなうのである。」と言っています。
達吉の言う「人間らしさ」とは、常に向上するです。つまり、咋日より今日、今日より明日の自分の方が進歩していて、死ぬときが最高の自分であることを求めつづけるという意味でしょう。それは、人が人を、自然を愛し、慈しみ、感謝し、心豊かに生活することと言えます。芸術だけではなくすべてのことに共通する言葉です。人格というものを軽んじる傾向の多い周りを鑑みるとこの言葉は胸にしみこみますね。
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秋田県出身の画家である長山孔寅をご存知の方はかなりの日本画の通といえます。おそらく秋田県の人でも知っている人はごくわずかでしょう。松村景文に師事し四条派に学んだ画家ですが、四条派の画風とは少し違います。四条派の画風もうかがわせながら、長崎派のような作品を描きます。
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日本画の画題として自宅に帰る図柄・・帰牧もそのひとつ、が非常に好まれます。現代は電車や車で帰宅ですが、牧歌的な作品は平穏無事なことを感謝するにはもってこいです。この平穏が永遠ではないことを知りながら、感謝の念がうかがえます。現代はその感謝の念が薄くなっています。電車でくたびれたサラリーマン諸君、本日一日をなんとか無事過ごせたことを感謝しよう。
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私としては本作品はなかなかの作品だと思っています。池柳塘での釣りを子供の頃は、夢中で熱中したものです。何も考えずに湖に舟を浮かべて日を浴びながら魚釣り・・、また御一興。いつか退職したらこういう生活がしてみたいというのが南画の世界と思うときがあります。
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真贋を含めて「釧雲泉」の作品も15作目となりました。資料の不足しているためか遅々として理解の度がすすみませんが、好きこそものの上手なれ・・、数寄こそものの上手なれ・・、仕事も趣味も同じようです。
好きでやっていることは飽きませんし、後悔もしませんし、基本的に人には嫌われないようですが・・。
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