我が郷里の秋田県に縁の深い画家の一人に藤田嗣治がいます。支援者の一人に秋田市内の平野政吉がいますが、彼の所蔵した藤田嗣治の作品が平野美術館から秋田県立美術館に収められ、その美術館の館長に本ブログで何度か紹介した平野政吉の縁戚の保戸野窯の平野庫太郎氏が就任したのも非常に興味深いことです。
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賛は「北溟(北の海の近くに居するという意味?)僧鵬謹題」とあり、「雲慧澤(井県永福庵第9代住職、鳥取県善福寺第10代住職 文化13年(1816年)寂)の賛ではないかと推察されます。
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心機一転、落ち着いて制作に励もうとした矢先に眼病を患い、明治33年(1900年)に失明した画家です。人生なにが起きるか解らない・・。日頃、何気ない毎日が平穏に過ぎていくことに感謝できる人は、なにが起こるか解らないという経験をした人が多いかと思います。人生が何が大切かも同時に味わった人もその中には多いと思います。地位、お金、名誉などというものを求めて仕事などに励むのも結構だが、本当に大切なものは全く別次元にある。
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