「江戸(1603年~)初期 古伊万里(1640年以降)」という触れ込みの作品でしたが、明末から清初め頃(1644年頃~)の天啓赤絵・南京赤絵からの影響の見られる作品と推察されます。古伊万里か中国の陶磁器かは当方では判断できかねますが、小ぶりで味のある作品だと思います。
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長々と資料を羅列した内容ですが、さて真贋云々よりも味が濃いものが、骨董の醍醐味としてご理解いただけれが幸いです。
本作品の真贋は? 野暮な質問はやめましょう。本作品の入手金額は3000円也。誰も買う人がいなかったらしい。購入費用分以上に学ぶことが多い作品なことは間違いありません。
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古伊万里という日本古来の陶磁器に贋作を大量に持ち込んだ中国は油断できない国です。むろん日本人が加担しているのでしょうが・・。
かなり精巧な贋作が作られており当分は古伊万里の分野には手を出さないほうがいいでしょう。
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