今年一年愛読ありがとうございました。
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父親は対馬藩の最後の藩主・宗義達。第34代対馬藩主。明治-大正時代の華族であった人の作品です。そう九州の対馬列島を治めた藩主の直系・。余技だからこそ描ける境地が南画にはあるという模範のような作品です。大切にしたい一幅です。
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「三都三園」と称する女流美人画家三人をご存知でしょうか。一応、画家の分野ではよく知られている言葉です。その三人の中ではもっとも早世しており、なんと31歳で亡くなっており、もっとも惜しむべき画家の一人です。
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なじみの薄い京狩野派・・、秀吉の寵愛を受けた狩野山楽は、そのまま秀頼に仕えた。このため豊臣氏滅亡後、幕府から嫌疑を掛けられてしまうが、松花堂昭乗、九条幸家のとりなしによって恩赦を受け、そののちは九条家や本願寺の御用絵師として京都を中心に活躍する。
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若くして亡くなっていますが、近代日本画壇きっての技量の画家といって過言ではないでしょう。東京市長であった後藤新平が個展開催に奔走した画家でもありますし、有名な名妓で女優の今紫から物心両面から支援され、今紫の養子となった画家です。 . . . 本文を読む