あくまでも印章より作行での判断が重要ですが、それはある程度作品や画家に対して真贋の判断ができる感性ができてからの話・・
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たんに南京赤絵や天啓赤絵だから評価が高いという風潮が近年までありましたが、やはり絵の出来不出来できちんと評価すべきでしょう。南京赤絵や天啓赤絵の作品でも絵があまりにも稚拙な作品で評価を成さない作品が多々ありますね。
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最近の書斎の写真です。
書斎などの日常のスペースには作品は数点のみ・・・・。日常のスペースに作品を放置おいてはいけませんし、所狭しと飾るのも興ざめですね。
飾って置くのは差し付けない程度の価値のものや気に入った作品です。整理中の作品はウォークインクローゼットの中です。
周囲は主に資料や整理するための道具などですが、今は資料もデジタル化ですのでやたら図録や書籍などというものは必要あ . . . 本文を読む
「五彩手」の特徴は器の中央に、作品のモチーフを絵画的・写実的に描くことも、色絵の特徴です。作品の見どころは、屏風や掛軸から器へ抜け出してきたかのような絵画を描いた、熟練された絵付けの筆づかいです。特に色絵の古九谷は、中国の明王朝末期から清王朝初期にかけての色絵磁器がモデルになっているとも言われ、大皿 (大平鉢) から小皿 (端皿) に至るまで、中国風の人物・動物・山水 (風景) を見事に描写した名品が数多く残されています。
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1923年(大正12年)号を「竹橋」から「竹喬」と改めています。さらに1939年(昭和14年)頃より、それまでの線描と淡彩による南画風の表現を、面的な対象把握と日本画の素材を素直に活かした大和絵的表現へと変えています。 . . . 本文を読む
「質の高い粉本を手に入れ狩野派を守ろうとしたため」ということは、後世になって「狩野派は粉本主義となって衰退した。」と評されることとなるのだが、皮肉にもそれを打破する契機となった画家が弟子であった橋本雅邦、狩野芳崖であり、岡倉天心、横山大観、菱田春草らにつながっていくこととなる。
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信太金昌と同郷の画家であり本ブログでお馴染みの福田豊四郎ですが、福田豊四郎はその師・川端龍子の影響を受け、グループを結成し、その福田豊四郎や小松均の影響を受けてその意思を受け継いだのが、堀文子や信太金昌などです。この頃の画家たちのつながりは意外に深いものがあり、戦前から戦後の日本画の流れの一端をうかがい知ることができます。現代のようにバラバラな発展とはなにかが違う・・・。
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