沖縄沖の馬毛島に行ったりと最近は全国の出張の時期ですが、今週は大阪と名古屋です。帰宅してからや休日は息子が夏休みでプールに出かけたりと、思うようにブログの記事をまとめ上げる時間が持てていません。合間を見つけてメダカの世話をしていると、予備水の水槽に羽化したばかりの蝉がやってきました・・、夏ですね。さて本日は手持ち付の源内焼の紹介です。手持ち付の源内焼の作品は3連鉢や角皿に手持ちが付いた作品など本ブ . . . 本文を読む
若い頃に買いそびれた小松均の描いた牛の作品・・。ようやく40年近く経て入手となりました・・。展示室の廊下に飾って愉しんでいます。盛岡の骨董店にて若い頃に買いそびれた小松均の描いた牛の作品、欲に駆られて別の高価そうな作品を当時は選んだのですが、こちらは摸写の作品でした。同じ値段の作品でしたが、当時は見る眼がなかった・・。騎牛帰家 小松均筆紙本着色額装 誂:黄袋+タトウP12号程度 全体サイズ:縦67 . . . 本文を読む
寺崎廣業は大正期に入ってからの晩年は山岳を好んで描いたようですが、若い頃から富士山を描いた作品は多くありますが、晩年には富士山を描いた作品はそれほどは多くないようです。雪表富嶽図 寺崎廣業筆 その129 絹本水墨軸装 軸先骨 鳥谷幡山鑑定箱(1925年 大正14年) 全体サイズ:横544*縦1993 画サイズ:横402*縦1063 当時ライバルであった横山大観ら多くの画家が富士山を主たる画題にして . . . 本文を読む
本日は寺崎廣業の晩年の作品と思われる作品の紹介です。水墨夏景山水図 寺崎廣業筆 大正7年(1918年)頃紙本水墨軸装 軸先骨 合箱 全体サイズ:横620*縦1980 画サイズ:横470*縦1310 寺崎廣業は大正期に入ると、一作ごとに自らの課題に挑戦する意思的な制作姿勢をみせ、画壇での地位は確固たるものとなります。寺崎廣業の晩年は水彩画、大和絵、南画の特徴を生かした折衷様式による新たな風景画を模索 . . . 本文を読む
白磁における人間国宝に認定されている井上萬ニの作品は、本ブログにおいては風鎮を紹介していますが、本日は水指の作品を紹介します。「月月火水木金金で人並み以上に努力」 白磁緑釉牡丹彫文水指 井上萬ニ作武雄にて平成8年6月購入止とメモあり 栞・共布有 共箱 口径152*最大胴径205*高台径125*高さ210井上萬二の陶歴は下記の記述のとおりです。**************************** . . . 本文を読む
寺崎廣業は唐美人図を初期の頃から数多く描いていますが、一般に寺崎廣業の美人図の作品は数が少なく人気も高いので贋作が多くあります。本日の紹介する作品もどうもその怪しい作品に分類されるようです。真作とは断定できないので「伝」(この表現は贋作と考察しているということです)としている作品の紹介です。贋作考 芙蓉下唐美人図 伝寺崎廣業筆 明治30年(1897年)頃絹本水墨軸装 軸先塗 合箱全体サイズ:縦19 . . . 本文を読む
明治35年頃(29歳頃)に描いた作品 彭祖図 川合玉堂筆 その9絹本水墨淡彩軸装 軸先骨 共箱全体サイズ:縦1900*横536 画サイズ:縦1080*横408 題材としているのは「彭祖」という仙人のようです。彭祖:(ホウソ、拼音:Péng Zǔ)は、中国の神話の中で長寿の仙人であり、伝説の中では南極老人の化身とされており、八百歳の寿命を保ったことで有名です。姓は彭で、名は翦であり、籛 . . . 本文を読む
染付の極めつけ、垂涎の的となっている作品のひとつは「古渡りの”祥瑞焼”」とされていますが、これは入手は至難のことなので、通常はその写しということになりますね。本日紹介する作品はそのような作品のひとつです。祥瑞手 染付胴〆変形茶碗 五良太甫呉祥瑞造銘口径101*高台径*高さ71 誂箱入 一般的に日本で言われる”祥瑞焼”の染付器は、明末期景徳鎮造の日本へ . . . 本文を読む
義母が作ってくれている極彩色の作品へのカバーが出来あがってきています。今までも幾つか作ってもらっています。本日紹介の作品ですが、帰郷した際に地元の骨董店のご主人より頂戴した作品です。主に福田豊四郎の作品を扱っている骨董店ですが、襖絵とは珍しいので頂戴してきました。小襖絵4点連作 福田豊四郎筆 昭和18年頃? その170紙本水墨淡彩 襖仕立 全体長:1460 個別:横365*縦265神田草土舎による . . . 本文を読む
なかなか入手できないのが郷里出身の画家「伊勢正義」の人物を描いた作品です。久方ぶりに気に入った作品を入手できましたので紹介します。若き女性 伊勢正義画油彩額装 誂タトウ+黄袋F6号 額サイズ:横497*縦587 画サイズ:横318*縦410郷里出身というだけでなく、やはりこの画家の作品はいいですね。実に品の良い作品が多い。写実性というよりもその内面性の表現が素晴らしいと思います。作品のサインは下記 . . . 本文を読む
男の隠れ家などで必ず付きまとうのが所蔵スペースに使う屋根裏部屋・・・??? 作品を持って昇降するので梯子というわけにもいかず、簡単な階段を設置することになりますが、狭いスペースにはその程度の階段を設置できるかが問題となります。参考となるのが離れに設けた階段です。昇りきったところには手摺も必要となります。足腰が衰えて階段を作品を持って昇降できなくなったら、作品蒐集は終わりとなりますね。さて本日は気に . . . 本文を読む
復刻作品なのか、時代のあるものかは分かりませんが、当方の蒐集作品において影青の碗のような作品が、不揃いではありますが10客になりました。10客用意したのは食器として揃いで使えるようにするためです。氏素性の解らぬ作品 影青刻花斗笠茶碗 宋(北宋)時代? その10誂箱口径152*高さ54*高台径36なんども繰り返して記述していますが、この作品のような作品を称している「影青刻花」とは、「青白磁に刻花した . . . 本文を読む
本日紹介する彫刻家の長谷川昴の作品ですが、初めて作品を見たのは叔父の家で作品を拝見したときです。その作品は下記の写真の作品ですが、その作品以外に「施無畏」という作品もありました。「施無畏」という作品は撮影していなかったようで、どのような作品であったのかは記憶が定かでありませんが、見事な作品であったように思います。参考作品解説 水辺 長谷川昴作「古幹洞主 昴」と刻印木彫共箱 高さ320*幅180 . . . 本文を読む
当方で蒐集している作品において絵画では掛け軸と額装された作品になるのですが、保管するにあたっては基本は大きさ別として、その大きさのよって作者別に整理しています。作者を優先して整理すると大きさがかなり違う作品を同じ棚に置くようになるのでスペース的にはかなりロスになるので、最初に大きさ別になります。掛軸だけで長さ別には小、中、大、特大の専用の棚が必要となりました。下記写真の中央のように、作品を箱やタト . . . 本文を読む
郷里の自宅の裏の空き地を購入し、さらに隣地を建屋のあるまま購入しています。裏の空き地は近隣を含めて除雪用のヤードとして活用していますが、いずれは活用を考えてみたいところです。道路側の隣地では建屋をここ数年は物置場にして放っておいたのですが、積雪などで屋根と外壁が痛んできたので、今年は屋根の塗装と外壁の増し張りを検討しています。友人の工務店と設計者が協力してくれていますが、予算との兼ね合いでどこまで . . . 本文を読む