今週の日曜日美術館は柴田是真を取り上げていました。
柴田是真と河鍋暁斎は友人であったこと・・、明治期の鬼才二人が結びついていたことに興味深々です。それを示す二人の合作の作品が本日の投稿作品ですが、資金が入用な時に売却しました。今思うと所蔵していてもよかったかと思うことがありますが、それはそれで仕方がないこと。
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仏壇から出てきた二つの茶入・・。今回の茶入れには仕覆(茶入れを包んでいる袋)もなく、むろん箱もなく・・。
打ち捨てるべきものが、予期せぬ釉薬の妙を得てこの世に残り続けた作品でしょう。永遠の道筋を作ってあげたいものです。
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幕末の線描に才のある画家ですが、過激な尊攘派から命を狙われ、逃亡生活のすえ、捕縛、殺害されました。享年42歳。力による制圧は常に将来にて禍根となるのは原則であることを忘れてはならない。
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大津絵十種がいつの間にか七種類集まりました。好きなものを集めるうちに揃ったもので、格段にこれを集めようとしたのではありませんが、市場に出ている数が多いということでしょう。
本日は瓢箪鯰・・、なぜかしら猿が描かれています。猿知恵??・・「子共手当て」は猿知恵に等しかったひとつでしょう。
あと三種ですが、ここからがなかなか集まりそうにありません。大津絵のようにのんびりといきましょう。 . . . 本文を読む
あちらこちらに左甚五郎作と伝えられる木彫作品があるようです。昨日は吹割の滝を観て参りましたが、その浮島というところにある小さな社にも・・、家内が写真を撮ろうとしたなら突然盗難防止のベルが鳴り響いた。
さて本日は左甚五郎の歌舞伎になった伝説を表現した作品です。彫った美人像が人間となった話・・。 . . . 本文を読む
本日は昼前から群馬の温泉へ・・。明日はブログを休稿します。ただとても寒そうです。本日の作品のように雨にならないといいのですが・・。取り上げた画家は先日の山種美術館にて一番最初に展示されていた画家です。 . . . 本文を読む
11月19日に投稿しました「平野五岳 その2 山水画」につきまして「観月」さんから貴重なコメントを頂きましたので、補足をしまして再度(臨時)投稿します。
白雲が一片ゆっくりと流れていくさまを眺めながら、河の流れ、人の一生の無常を憂う・・詩書画一体の世界は漢詩を解読することによってさらに深く味わえます。 . . . 本文を読む
西郷隆盛の肖像を描いた画家として第一作目に紹介しました「三絶僧 平野五岳」の第二作目です。夏目漱石も高く評価しています。今週の日経新聞「文人って何だ?中」には夏目漱石と南画の関わりが書かれています。なかなかに面白い内容でした。
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